福岡市観光スポット
2008年9月25日
前回、九州一の観光地・阿蘇の"さわり"をご紹介しましたが、ぶらっ人2回目は私が暮らす九州一の都市・福岡市をご案内しましょう。福岡市は人口約144万人、九州の北部・福岡県の県庁所在地で、古来から国際貿易港として栄えた街です。ここ数年、アジアの玄関口として中国、台湾や韓国から観光客が増加しています。
福岡のことを別名「博多」と呼ばれていますが、正確には那珂川を挟み東西で2つに分かれ、東は商人の町・博多地区、西は黒田藩の城下町として栄えた福岡地区になります。現在、那珂川東側に博多駅、歓楽街の中洲、複合商業施設・キャナルシティ博多など、西側には天神、大名、今泉などのショッピングゾーンがあります。今回は福岡空港から、西のスポットとして注目を集める「シーサイドももち」を目指します。
福岡空港から国内、アジア各国、グアムへ直行便が飛んでいます。利便性の良さは国内トップクラス。日本で唯一地下鉄が乗り入れ、JR博多駅へ6分、天神へ12分で結んでいます。車でも福岡都市高速を利用すれば、福岡市中心部の天神へ15分ほどです。
福岡がうどん、そばの発祥の地というのをご存じですか?福岡(博多)といえばラーメン!の印象が強いのですが、福岡はうどん文化もありなのです。福岡のうどん麺の特徴は、地元出身のタモリさんが「博多うどんにコシはいらない」と豪語するように、やわやわなところ。固い麺が好まれる博多ラーメンとは真逆ですね。写真は「牧のうどん」の肉うどん\540に、福岡うどんの具の定番・ごぼう天\100をトッピング。牧のうどんは、チェーン店で、空港店は福岡空港から車で2?3分です。
福岡空港から都市高速で20分ほど。途中から右手に玄界灘が広がり、福岡ドーム、シーホークが見えてくると百道(ももち)ランプ。
シーサイドももちは、1989年アジア太平洋博覧会(通称:よかとぴあ)で埋め立てられた地区。ももち浜は博多湾や対岸の海の中道を望む超キモチいい?場所です。
プロ野球の福岡ソフトバンクホークスの本拠地「福岡Yahoo!JAPANドーム」と「JALリゾートシーホークホテル福岡」が隣接。
ドーム横には「ホークスタウン」があり、グルメ、ファッション、温泉、フットサルなど遊びのスポットがすべて揃っています。
「ホークスタウン」には大道芸人さんたちもいて、遊びに来た人たちを楽しませてくれます。
福岡ソフトバンクホークスは、世界の王さん率いる球団。福岡ドームは屋根が開くのが特徴。9月10日の楽天戦は9年ぶりにルーフオープンで試合が行われました。
ホークスのキャラクターは、ハリーホークほかガールフレンドのハニーホーク(写真)など総勢8人もいて、試合を盛り上げてくれます。
シーサイドももちのランドマークが「福岡タワー」。234mの日本で一番高い海浜タワーで、展望室から福岡市街や玄界灘を一望できます。
シーサイドももちの南には、福岡西の副都心・西新(にしじん)地区があります。福岡空港から地下鉄で19分。学生が多く、福岡市の中でも物価が安く、住みやすい街としても知られています。リヤカー部隊のおばちゃんたちから、採れたての野菜や魚など食料品がお手頃価格で買えます。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。
福岡うどんおいしそうですね!
はじめて知りました。
タカシ | 2008年10月 2日 20:17