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九重・筋湯温泉「ふるさと旅館」~温泉 夕食

2009年6月10日

今回の「ぶらっ人 from 福岡」も、前回に続き筋湯温泉(大分県九重町)「ふるさと旅館」の温泉と名物料理をご紹介します。

小道.JPGふるさと旅館には、離れになった5か所の温泉があり、どれも滞在中にいつでも入浴できます。さらに、嬉しいことに各浴室とも鍵がかかるので、貸切で利用できます。各湯には、緑の小道を通って向かいます。

檜.JPG「檜の湯」は、風呂も壁もすべて檜で造られていて、檜の香りが漂う中で入浴できます。

露天.JPG「露天風呂」は、大きめの石造りなのでファミリーや友人グループが余裕たっぷりに浸かれます。

露天の名水.JPG九電・八丁原地熱発電所から給湯される源泉は75℃。温泉の成分が損なわれないよう、地下水で加水しており、そのミネラルたっぷりの地下水を飲むこともできます。泉質は、ナトリウム塩化物泉です。

切石.JPG「切石の湯」の床には切石を敷き詰め、壁は木造りで、田舎の雰囲気の中で温泉が楽しめます。

丸石.JPG「丸石の湯」は、重さ10トンもある一枚岩を繰り抜いたダイナミックな温泉です。

展望露天.JPG小道から少し登った場所にある「展望の湯」。ゆったりと筋湯の湯を堪能しながら、湧蓋山ほか周辺の山々を眺めることができます。

  夕食.JPG「ふるさと旅館」では料理も楽しみのひとつ。まず、旬の山菜を使った小鉢、煮物、茶碗蒸しなど、たくさんの品が並びます。

馬刺.JPG熊本が空く近くなので、馬刺しは絶品。味、鮮度ともいうことなしです。

山菜天ぷら.JPGこごみなど、揚げたて山菜の天ぷらは熱々のうちに頂きます。サクサクした食感に加え、季節を感じさせてくれる味わいです。

ヤマメ塩焼き.JPGヤマメ(写真は6人前)は、清流で育ったヤマメをうま味たっぷりに塩焼きしています。

牛肉棒葉焼き.JPGメインは、豊後牛の棒葉焼き。やわらかな豊後牛に、自家製味噌と棒葉の香りが絶妙のハーモニーを奏でます。

地獄蒸し.JPG地獄蒸しプランには、名物・元祖地獄蒸し料理が付きます。「冠じどり」と呼ばれる新しい地鶏を、120℃の蒸気で蒸しあげます。

小松地獄に専用の蒸し釜を持つ「ふるさと旅館」ならではの料理(写真は6人前)。誰もが絶賛するのが実感できる、至福の味です。

とうもろこし.JPGトウモロコシやサツマイモ、ゆで卵も蒸してくれました。うま味成分が逃げないため、これまでにない味わいでした。

ふくろう.JPG食事処には、訪れた方が詠んだ短歌が飾られています。有名な俳優・女優さんのものも。翌朝は、滋味深い朝食を味わい、宿を後にします。

ふるさと旅館:大分県玖珠郡九重町筋湯温泉 TEL0973-79-2806

通常プラン10,550円~ 地獄蒸しプラン12,650円~ 平日限定プラン8,450円~

筋湯 県道40号.JPG次回は、人気の吊り橋ほか、久住周辺のスポットを巡ります。

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取材担当プロフィール

東 淳二郎

1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi