鹿児島・霧島を巡る 1回目
2010年4月25日
4月2回目の「ぶらっ人 from 福岡」は、鹿児島・霧島を巡ってきましたので、ご紹介します。取材日:2010年4月19日
福岡から、九州・宮崎自動車道を利用し、高原(たかはる/宮崎県)ICを目指しますが、途中、人吉(熊本県)ICで降りて寄り道。
ICから15分ほどのJR肥薩線・渡駅で「SL人吉」号を"見物"(上)。ホントは乗りたかったのですが、いつも満席なんですー(笑)。前後の客車は、展望スペースになっています(下)。
「御池」(みいけ/上)は周囲約4km、深さ103mの火口湖。普段は、御池越しに高千穂峰が望めるのですが、この日はあいにくの天気。霧島バードラインを示す可愛いオブジェが出迎え(下)。
「霧島神宮」は、日本最古の歴史書古事記に綴られた、天孫降臨の神話に登場するニニギノミコトを祀る神社。高千穂峰の山岳信教から、6世紀に創建されたといわれています。昔から神秘的な逸話が多く、神社が持つ凛とした雰囲気から、パワースポットとしても知られています。 高さ23mもある、まさに「大鳥居」(上)を抜け、宮内へ。坂本龍馬とお竜さんが新婚旅行で訪れたことを表した?イラスト像が(下)。
うっそうとした、木々の中に佇む「三の鳥居」(上)。奥に社殿も見えます。
周囲は、杉や雑木など原生林が生い茂っています(下)。
階段を登り、参道を歩くと社殿に到着(上)。荘厳な朱塗りの「拝殿」(下)から先へ、一般の人は入れません。
境内の「御神木」は、樹齢800年を越えるそうです。(上)。周囲の、巨大な杉や木々に圧倒されます(下)。
参拝を終えて、大鳥居横にある、無料の足湯でひと休み。白濁した源泉かけ流しのお湯に入ると足がスベスベに。地元の方も利用されていました。
店内は「明るい農村」、「農家の嫁」ほか、いろいろな焼酎でいっぱい(上)。もちろん、試飲もできますし、蔵の見学もOKです。
甘さが特徴の薩摩芋・紅東を使った「百姓百作」を購入(下)。これは福岡で見たことないですね。キャンペーン中で、霧島の名水を使用した「明るい農村」のミネラルウォーターを頂けてラッキー!
その日は、鹿児島市内に宿泊。地元放送局の友人夫婦と、鹿児島一の繁華街・天文館で待ち合わせし、晩ご飯へ。
連れて行ってくれたのは、奄美大島料理の店「群倉」。店名は「ぼれぐら」と読み、奄美独特の、高い倉の群落の意味があります。
塩味であっさりしたソーメンチャンプルー(上)は、沖縄料理でもおなじみ。
パパイア炒め(中)は、青パパイアを使っていて、シャシャキした食感です。
奄美を代表する料理の鶏飯(けいはん/下)は、鶏スープのお茶漬けのようなもの。飲んだ後の締めにピッタリです。鹿児島で、南の島の郷土料理を堪能できた夜でした。
次回も、霧島のスポットや温泉を紹介します。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。