鹿児島・霧島を巡る 2回目
2010年5月 7日
5月1回目の「ぶらっ人 from福岡」は、前回に続き、鹿児島・霧島の旅をご紹介します。取材日:2010年4月20日
鹿児島市内を出て、錦江湾沿いの国道10号を進みます。お昼時になったので、鹿児島に来たからには、もちろん黒豚料理。いろいろな料理がありますが、「かつ寿・国分店」で黒豚ロースカツ定食1,450円を頂きました。柔らかくてジューシー、ボリュームも文句なしでした。
国道223号を北上。途中、坂本龍馬が寺田屋事件で負った傷を癒すために、新婚旅行を兼ねて訪れた塩浸温泉が、天降沿いにあります。取材日は、あいにく工事中で中に入れなかったのですが、今月に入り「塩浸温泉龍馬公園」がオープン。龍馬とお竜さんが入浴したとされる、浴槽も残されたようです。
霧島の至る所に、坂本龍馬夫婦が訪れた"証"を見ることができます。郵便ポストの上にも、こんなオブジェが。
「霧島神話の里公園」は、標高約700mの丘陵に広がる公園。天気が良いと雄大な桜島を望むことができるのですが、この日は曇っていて残念。
旅館の立ち寄り温泉として、人気の高い「さくらさくら温泉」に寄ってみました。内湯(上)と、緑に囲まれた広い露天風呂があります(下)。泉質は硫黄泉。立ち寄り湯は700円です。
ここには、天然泥湯(上)があり、弱酸性の泥パックができます(下)。男性には、その効能がよく分かりませんが、何となくスベスベになったような(笑)。
「さくらさくら温泉」から、霧島温泉郷へ向かうと、「丸尾滝」があります。高さ23m、温泉を集めて流れる滝です。(上)。滝は、中津川に注ぎ込み、天降川に続きます(下)。
霧島温泉郷には、旅館や大型ホテルが立ち並びます。温泉の造り、雰囲気をはじめ、泉質にもそれぞれ特徴があるのも魅力です。湯煙が旅情を誘いますね。
温泉郷の中心にある「霧島温泉市場」には、観光案内所も併設。温泉熱を利用した地獄釜があり、蒸かしたサツマイモ、ゆで卵などが販売されています(上)。足湯は、100円で入ることができます。
次回は、宿泊した霧島温泉「旅行人山荘」をご紹介します。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。