鹿児島・霧島を巡る 3回目
2010年5月25日
5月2回目の「ぶらっ人 from 福岡」は、鹿児島・霧島の旅で宿泊した「旅行人山荘」です。「旅行人山荘」は、四季折々の"表情"を見せる、美しい森の中にあり、5万坪の敷地を持ちます。
霧島温泉郷の中心街から外れ、山の小道を進みます(上)。途中、たくさんの歌碑が迎えてくれます。
坂を登り切ると到着。旅館というより、ホテルのような佇まいです(下)。
館内には、ロビーや談話室など休憩できるスペースもあり、ゆったり滞在できます。玄関、ロビーは2階になり、1階には大浴場、露天風呂があります。
通された部屋は202号室。2階の部屋3室は、すべて露天風呂付きです。3階・4階の部屋は、眺望が良く、天気が良いと桜島が望めるそうです。
部屋のテラスにある石造りの露天風呂は、2人で入るには十分な広さ。単純泉の源泉かけ流しです(上)。
テラスの椅子に腰かけ、緑いっぱいの庭を眺めます(下)。
「旅行人山荘」には、「赤松の湯」「ひのきの湯」「もみじの湯」の貸切湯があり、宿泊者はそのひとつに無料で入浴できます。今回は、一番人気の「赤松の湯」を予約。森の中の道を下ると、脱衣場の建物が見えてきました。硫黄の香りが漂います。
コーヒーのCMで、女優の原田知代さんが入浴したことでも知られている「赤松の湯」。屋根なし、囲いなしのまさに露天風呂です。広い湯船は二つあって、左の湯船が若干熱めです(上)。
うっそうとした森に囲まれ、たまに鹿が覗き(笑)にやって来るそうです。これほど開放感にあふれた露天風呂は、初めてです(中)。
硫黄泉の源泉かけ流し。木漏れ日が当たると、お湯の色が、薄いブルーに見えました(下)。
夕食は、食事処で頂きます。お造りや煮物(上)のほか、採れたてのタケノコを、その場で焼いてくれて、旬を味わうことができました(下)。
メインは、鹿児島名物・黒豚しゃしゃぶ(上)。ジューシーな黒豚に、野菜がたっぷりです。
締めに、ヒジキの炊き込みご飯、手打ちそば(下)。最後のデザートが食べれないほど、お腹いっぱいに?。
部屋に戻ってから、露天風呂に入りました。夜はまた違った雰囲気に(上)。単純泉の湯船には、湯の花がいっぱいです(中)。
霧島市の中心・国分の街の夜景が遠望できます(下)。次回は、「旅行人山荘」から向かった、「霧島アートの森」、湧水町をご紹介します。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。