JR HAKATA CUTY グルメ
2011年5月11日
今回の「ぶらっ人 from 福岡」は、九州新幹線全線開業に合わせオープンした博多駅ビル「JR HAKATA CITY」を、前回に続いてご紹介します。
博多阪急、東急ハンズ、アミュプラザ博多には、ファッション、雑貨、グルメなどが充実しています。
連日、長い行列の絶えないのが「kryspy kreme DOUGNUTS」。1937年にアメリカで誕生したこのドーナッツ、東京、名古屋、大阪などではおなじみですが、九州初進出とあって大人気になっています。
列に並ぶと、揚げたての"シュガー"を1つ頂きました。グラニュー糖たっぷりの、トラディショナルなドーナッツです。
ドーナッツは14種類、店内に美味しそうな香りが広がっています。
"チョコレート グレーズド""キャラメルウォールナッツ"などを購入。フワフワの食感、今まで食べたことない味わいのドーナッツでした。
「JR HAKATA CITY」の9階・10階には、「シティダイニング くうてん」がオープンしました。名称は、最上階にあり天空に近いこと、9階=くう・10階=てん、博多弁の食べてみて=食うてんの造語です。
9階は、"おもてなしの名店"として星付きレストランや鉄人の中華など憧れの名店が8店。キラリと光る全国各地の名店が揃った"こだわりの匠小店"が12店の中には、名古屋の、みそかつ矢場とんが九州初出店。"all day brunch"は、ランチ、ティータイム、ディナーなど様々なシーンで利用できる3店。
10階の"博多今様屋台横町"は、ラーメンやもつ鍋、博多名物はじめ、沖縄、メキシコ、タイ料理など、バラエティ豊かな16店です。
10階にある「元祖 博多 豚兵衛=とんぺい」に入ってみました。
ここでしか食せない、鹿児島産黒豚・南州金豚を使ったメニューを展開しています(上)。
明るい店内(中)には、メニューの説明や店のこだわりが説明されています(下)。
鉄板でじっくり作り上げる様子が席から見えます。
「オリジナルとんぺい焼き」800円。とんぺい約60年前に、豚を平たく焼くことから名付けられた、とんぺい焼きをアレンジ(上)。
ジューシーな南州金豚をフワフワの卵で包んでいます(下)。
キャベツをベースに上品に焼き上げた博多風お好み焼き・お焼(上)。海老とイカの海鮮のお焼き1,000円。
蒸し焼きのキャベツの甘味に、トマト、アボガドベースのソースの酸味がマッチして美味(下)。
「くうてん」には、小さなテラスがあり、博多駅前のビル群から博多湾までが見渡せます。
「くうてん」のロゴは、写真家・書家である四宮佑次氏の作品。スケールの大きさと美味しい料理でお腹が満たされる様をイメージして、表現しているそうです。
四宮佑次氏"写と書"「時の肖像」を、6月26日までTOKOPOLA ANNEXEで開催中。
TOKOPOLA ANNEXE=福岡市中央区赤坂3-6-4-2F TEL092-762-1510 月曜日休館
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。