大阪・泉大津→新門司、阪九フェリーの旅
2011年10月 7日
10月1回目の「ぶらっ人 from 福岡」は、前回に続いて関西⇔北九州を結ぶ阪九フェリーの旅をお届けします。
前回、往路は神戸便を使いましたが、復路は大阪・泉大津港からの便を利用しました。17時30分発の「フェリーやまと」に乗船します。
「フェリーやまと」は、全長195m、13,353トンの大型フェリーで、667人の乗客、367台のトラックと乗用車を運ぶことができます。2003年に就航した船なので新しく豪華な造りです。
まず、フロント・インフォメーションで部屋のキーを受け取ります。
個室が並ぶずらっと並ぶ通路には、トイレやシャワールーム、給湯室があります。
1等洋室の131号室は、ツインベッド(上)にソファー、洗面台が設置されています(下)。シティホテルのツインルームのようです。
船首部分の部屋なので、カーテンを開けると、船が進んで行く様子が見えました(上)。
1等には、タオル、スリッパなどアメニティが用意されています(下)。
5階にフロントやエントランスロビー、2等室。6階に個室やレストラン、7階に特等、展望風呂があります。
各階の移動には、階段(上)のほか、エレベーター(下)もあります。
船内にはゆったりと過ごせるための楽しみがいっぱい。12時間30分の長旅もまったく苦になりません。
売店はコンビニ感覚で、飲み物やお菓子、お土産などが販売されています。
カラオケルーム(上)は、24時まで使え1部屋3,000円とリーズナブル。
お子様用のキッズルーム(下)。
レストランは、メニューが豊富。ファミリーレストランのような明るい雰囲気です。
レストラン横のプロムナードは、オシャレなロビー(上)。
映りゆく風景や夜景を眺めることができます(下)。
日程によっては、エントランスロビーで船内ライブが開催されます(上)。
この日は、石原詩織さん、たつを君のライブ。美しい歌声が船内に響き渡っていました(下)。
ベッドに横になると、朝の館内放送まで熟睡。まったく揺れないので、船に乗っているという感覚は皆無でした。新門司港はもうすぐ。
早朝6時に新門司港に到着。なお、入港後1時間?1時間30分船内でくつろげる"ゆっくりステイ"サービスもあります。
阪九フェリーの料金、設備など詳細はhttp://www.han9f.co.jp/をご覧下さい。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。