佐世保グルメほか
2012年7月 6日
「ぶらっ人 from 福岡」、前回ご紹介した長崎県佐世保市ハウステンボスのホテルヨーロッパをチェックアウト。翌日の入場券を持っていれば、パーク内の運河を行くカナルクルーザーに乗船できます。
ハステンボスから車で10分ほどの西海橋へ。針尾島=ハウステンボスも島内=と伊ノ浦瀬戸(針尾瀬戸)を跨ぐ西海橋は、長さ316m、高さ42m。1955(昭和30)年に開通したアーチ型橋梁。長崎市と佐世保市を結ぶ国道202号にかかっています。伊ノ浦瀬戸の幅は非常に狭く、潮の流れが速くなっています。
西側には、西海パールライン有料道路にかかる新西海橋があります。こちらは2006(平成18)年に開通し、長さは620mです(上)。
下部の歩道中央の床に窓があり、眼下の潮流を覗き込むことができます(下)。
橋の上からでも渦潮がはっきり見えます。(上)。
旧日本海軍が1922(大正11)年に建設した針尾無線塔(下)。巨大な3本のコンクリート製塔で、高さ135?137mあります。
西九州道を利用して、佐世保市街へ。市内中心部に入ると、街の真ん中を走ります。佐世保港に停泊するアメリカ海軍の軍艦も見ることができます。
四カ町=よんかちょう=商店街は、直線につながったアーケード街として日本一の長さ(960m)です。
今や、佐世保といえば佐世保バーガー。オーダーを受けてから調理する佐世保の手作りハンバーガーの総称で、市内には17店舗があります。
Big Manは地元で有名なハンバーガー店(上)。
アメリカ人向け?のサイン(中)。
やなせたかし先生のイラスト看板も(下)。
一番人気はベーコンエッグバーガー。桜の原木をじっくりスモークした自家製ベーコン、元パン職人オーナーがこだわったバンズはふっくら。
蜂の家は、1951(昭和26)年創業の老舗スイーツ店。
特にシュークリームは、創業時からの大人気。普通のシュークリーム4個分はあるジャンボサイズ。たっぷりのカスタードクリームの中に、リンゴやバナナ、キウイが入っています(上)。
砂糖と練乳から作ったスカッチソースをかけると、一段とスイーツに(中)。
軍艦シューには、びっくり(下)。1日1個は売れるそうで、さすが甘い物好きのアメリカ人が多い土地柄です。
佐世保のもうひとつの名物・レモンステーキ。たたいて薄くしたステーキに、レモン風味のソースをかけます。ご飯に良く合うステーキです。
取材日:2012年6月25日(月)
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。