山口・広島へ小旅行③
2015年6月 3日
前回に続いて、山口・広島へ小旅行。広島ICから山陽・中国道を使い、山口県の美祢ICで降り、一般道を約30分。「大谷山荘」に到着(上)。玄関前には、音信川=おとずれがわ=が流れています(下)。
私は初めての「大谷山荘」ですが、訪れたことのある友人たちから”いい宿”の評判を聞いていました。いつかはと思っていたので楽しみな滞在に。
「大谷山荘」がある湯本温泉は、山口県最古の600年の歴史を誇ります。写真の建物は温泉街にある大衆浴場「恩湯」で、「礼湯」とともに湯本温泉の泉源になっています。
吹き抜けのロビー”山草花”(上)でウエルカムドリンク。目の前には滝が流れる庭が(下)。
曙館5階の10畳和室がアサイン、「大谷山荘」ではスタンダードな部屋です。いろいろなタイプの部屋が用意され、露天風呂付きもあります。
大きな窓の外には、JR美祢線の列車がトコトコ走っていました。ローカル線なので、めったにやって来ませんが(笑)。
館内の温泉は、1階に”せせらぎの湯”、2階に”こもれびの湯”があり、日により男女入れ替えです。とにかく広いので、のんびりと名湯を堪能できます。温泉の写真は、ホームページでご覧になって下さい。http://www.otanisanso.co.jp/
プールガーデンレストラン”風光”で夕食。春夜月と呼ばれる献立で、郷土料理や旬のものが並びます。どれも美味しくて大満足・・・いくつかをご紹介しましょう。萩の郷土料理・平そあらいのほか、日本海で獲れた鯛、白倍貝、まぐろ、イカ、ウニなどのお造り。
まふぐ叩きサラダ。初食感のふぐ料理です。
和牛ロース肉の陶板焼き(上)。鯛胡麻風味鍋(下)は、レタスをしゃぶしゃぶ風に頂きました。
食後は、ラウンジで行われているライブを楽しめます。
翌朝、朝食を頂くメインダイニング”瑞雲”(上)は、個室感覚の落ち着いた雰囲気でした。和食を中心とした滋味あふれる料理の数々をビュッフェスタイルで。窓の外は古い石垣も見える歴史を感じる庭(下)。奥は全室露天風呂が付く「別邸 音信」です。
「大谷山荘」はゆったりと過ごせ、スタッフの皆さんの対応も素晴らしく、噂にたがわぬ名旅館でした。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。