JR九州スイートトレイン「或る列車」①
2016年7月27日
2015年8月8日から運行が開始されたJR九州スイートトレイン「或る列車」。コースには、久大本線の日田⇔大分、長崎本線・大村線・佐世保線の長崎⇔佐世保間の2種類があり、抽選で当選し、今回、佐世保→長崎間で乗ることに。
乗車日の1か月ほど前にクリアファイルに入った書類(上・中)、1週間前にチケット(下)が届きました。料金は、「或る列車」に加え、博多→佐世保と長崎→博多の特急乗車券が付いて1人2万8,000円でした。
乗車時に頂いたパンフレットによると、1906(明治39)年、九州鉄道がアメリカ合衆国ブリル社に発注した”九州鉄道ブリル客車”通称・或る列車は、九州鉄道の国有化により”幻”の豪華客車に。当時日本の鉄道で最も豪華な設備を備えていた列車が現代に蘇った、と記されていました(上・中・下)。
乗車の1時間前に佐世保駅に到着(上・下)。
「或る列車」は、佐世保9時49分発(上)。JR KYUSHU SWEET TRAINの英語表記もありました(下)。
6番線ホームに上がると、まだ誰もいませんねぇ(上)。ホームから佐世保港が望め、クルーズ船も(下)。
女性スタッフがやって来ました。
いよいよ「或る列車」が、長崎方面から入線です(上・下)。2両編成で、こちらは2号車。
ゴールドを基調に、唐草模様をあしらった外観。ホームが華やかな雰囲気に包まれました。JR九州ではおなじみ、水戸岡鋭治さんがデザイン。クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に次ぐ、ラグジュアリーな列車です。
こちらが先頭の1号車。改造車両とは思えない、美しいエクステリアです。
車体に散りばめられたロゴも、非常に凝っています(上・中・下)。
乗車口に、赤いじゅうたんが引かれました。
スタッフにお願いして、乗車前に記念撮影。ワクワクしますね~。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。