世界文化遺産 軍艦島①
2016年8月24日
長崎で、もうひとつ楽しみにしていたのが軍艦島ツアー。軍艦島には5社のツアーがあり、予約したのは「軍艦島コンシェルジュ」。
長崎駅前から路面電車を利用、築町で乗り換えて大浦海岸通り電停で下車しました(上・下)。
9時30分過ぎ、電停から歩いてすぐの常盤ターミナルの軍艦島コンシェルジュラウンジに着くと、すでに受付を待つたくさんの人たちが。
長崎港の南西19kmに位置する端島=はしま。南北480m、東西160m、周囲1,200mの端島は、その外観が軍艦「土佐」に似ていることから、軍艦島と呼ばれるようになったそうです。昨年、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」で世界文化遺産に登録されました。*写真は、軍艦島コンシェルジュのパンフレット
ツアー料金は4,000円。乗船券の裏面にスタンプを押してくれ、3回利用すると4回目は無料に。
高速船「マーキュリー号」に乗船。おススメの2階右舷は満席だったので、1階船室へ。エアコンが効いいて、暑がりの私にはこちらの方が良かったです。
10時過ぎに出港すると、こちらも世界文化遺産の三菱長崎造船所ジャイアントカンチレバークレーンが見えました。1909(明治42)年に日本で初めて作られた電動クレーンです。
三菱長崎造船所の巨大なドッグを眺めながら進みます。
長さ1,289mの斜張橋・女神大橋の下を抜け港外へ。
この日は、天気が良くて波も穏やかでした。
途中、伊王島に寄港。ここからのツアー客を乗せ、軍艦島に向かいます。
常盤ターミナルを出て約40分。軍艦島が見えてきました。
まさに、海に浮かぶ軍艦のよう(上)。こちらは逆サイド(下)。
上陸の順番まで、洋上で軍艦島を見ながら待機します。
島に近づくと、端島小中学校跡(上)、廃墟の建物群が目の前に(下)。
いよいよ軍艦島に上陸します。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。