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猫さん跡地

2013年2月24日

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熊本にある人気の無い空き地
ここに来たのは理由があって、帰省の際に母から「犬の散歩に行くと出てくる捨て猫さんが居る」
という話を聞いて見に行ってみたのは半年ほど前の事。


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夜、車のエンジン音を聞きつけてすぐに駆けつけてきてくれた猫さん
そして、出てくると確信してか、しっかりカリカリを用意していた母

痩せ細っていて、何かをしゃべろうとしても声が出ず息だけがもれているような感じで痛々しかったのですが・・・完食!

 

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翌日どうしても気になって再訪
しばらくすると・・・門の向こうから猫さん登場

 

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何をしゃべっているかはわからないけど
もう一度おうちに連れて帰ってくれる人を待っているんじゃないかな・・・


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ここまで人馴れしている猫さんは、ほぼ捨て猫で間違いないと思っている
まだ人間が好きだから会いに来るし、おそらく捨てられた事も認識していないのでしょう


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牙が・・・なんか吸血鬼っぽい?

そして、この猫さんがここで目撃されるのはこの日が最後となるのである


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今年に入ってから改めて訪ねた跡地
ここにちょっとした餌場の形跡があったのですが、今は何もありません
下の用水路に降りて水を飲んでいたのだろうか・・・


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草むらで虫でも取って暮らしていたのかもしれないですね


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雨の日はこの半壊した建物で雨宿り?


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「みなさんこんにちは、僕です」
実はあの日、そのまま病院に連れて行き風邪の治療と伝染病の検査をし、保護をしました
素直にキャリーケースに入って行ったのでやっぱり連れて帰ってくれる人を待ってたんだなと再認識しました

 

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半年たって、だいぶふっくら

 

 

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先住猫さんとは初見で打ち解け、今はずっと一緒にいます
元捨て猫どうしで気が合うのでしょうね

変な先輩がいて、猫さんを捨てる人間は居ない。
ここでよければ、ずっとゆっくりしていってください

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取材担当プロフィール

ねこせんせい

インターネットプランナー。大阪府在住。
ゲーム好きゆえ休日はだいたい廃人だが、猫への愛はひと一倍。
猫のために生き、里親になった家猫とともに暮らしている。
猫になつかれるための努力も欠かさず、散歩や旅の途中で出会った外猫が無防備な姿を見せてくれる瞬間が、至福のひととき。
将来の夢は、猫に囲まれてのんびり暮らすことと、外猫へのあたたかな視線が地域へ広がること。

コメント(16)

読んでいて用水路に落ちてしまったのかと心配でしたが、保護されていたんですね。
安心しました。安住な場所が見つかって良かった。今まで以上に幸せになってね。
 
飼い主さんもいろんな事情があるのでしょうが、最後までお世話してほしいですね。
飼い猫が捨てられたら、生きていけるのでしょうか?

人恋しくて寄ってくるノラさんもたくさんいます。見ているだけで心が痛くなる。
我が家の猫さんも今は5匹。すべて捨て猫さんたちでした。
多頭飼いは猫さんたちにもストレスになると思うのですが、ほっておけなくて。

飼い主さんせめて去勢や避妊をして、これ以上不幸な猫さんたちを増やさないでくださいね。

チャスカ | 2013年2月24日 09:37

途中まで読んでて、胸が苦しくなりました。でも、ねこせんせいが保護してくれているというコメントを見て、ホッとしました。おなかがぽっちゃりした猫さんを見て、さらににっこり・・・。癒されました。
どんな事情があるにせよ、家族である動物を捨てる行為はやめてほしいですね。

まめ蔵 | 2013年3月 2日 20:10

こんばんは
初めてコメントします。
うちのニャンコものらちゃんです。でもとっても人なれしていたので
元は飼い猫だったのでしょう・
人懐っこくてかわいいにゃんこ・・・どうしてすてたんだろう・・・・
ずっとこれからもいっしょにいます!

ソフィー | 2013年3月 2日 21:20

よかった。
目つきがとても穏やかになっていて、それだけでも幸せになっているんだなととてもうれしくなりました。
ありがとう、猫せんせい。
うちの猫も子猫の時に捨てられていたのを連れて帰ってきました。
でも外に出たがる様子を見るにつけ、これでよかったのだろうか…。
気ままに生きていたほうが幸せだったのではないか…
と10数年たつ今もときどき考えてしまいます。
いずれにしても、地球上に平等に与えられた命同士、ねこさんも人間も幸せになる権利ありますよね。

pukupeko | 2013年3月 4日 19:18

はじめまして!

最近このブログを知って少しずつ読み始めています。
この回を読んでて心にグッと来てしまって…
猫と過ごす時が一番自分らしいと思う私。
今は猫など飼えない住宅事情ですがいつか必ずと思ってます。
将来の夢はまさにねこせんせいと同じです!

これからも読ませてもらいますね☆

三毛とアメショーもどき。。 | 2013年3月20日 18:12

こんにちは!
初めて投稿させて頂きます。
このブログを見つけたのは半年ほど前です。仕事中に何気に見つけそれからは、土日抜きで殆ど毎日のようにチェックしていましたが、意を決してやっと参加させて頂きたいと思います。よろしくお願いします。
捨て猫ちゃん、のら猫ちゃん…うちのチョビちゃん捨てられていました。それも会社の駐車場に、手のひらに乗る程の、見逃せば分からないような小ささで、タイヤのそばで大きな声で鳴いていました「私を見つけて!」すぐに保護し、仕事中にも拘わらず近くのお店にご飯やトイレの道具を買いに走りました。9年前の10月でした。
それから7年…あの東日本大震災、最初の地震後、私はすぐに会社から2?離れた自宅に戻り、こたつの中でふるえ声も出せない状態のチョビを、家具・家電が倒壊・散乱する中をつれて高台を目指して避難しました。避難する途中で防災の放送がプツンと切れ、町は一瞬静かになりその後は……、チョビと一緒に車の中での避難生活、決まったカリカリとパウチの餌しか食べないチョビ(避難する時家から持ち出しました)と道路脇の瓦礫が自衛隊の皆さんのお陰で片付けられ、内陸にある実家に身を寄せ5ヵ月、仮設住宅暮らしも3年目に入ろうとしています。大津波で壊滅状態の私の住む町は瓦礫こそ無くなりましたが、未だに何の目途も立っていません。
あの日市営住宅の3階からチョビと避難し(5階建ての4階まで津波は達しました)助かった命を助からなかった多くの命の分までしっかり生きていこうと思います。
ねこせんせい、たくさんの猫さんを見ることができてうれしいです。これからも猫さんたちをよろしくお願いします。

梵天丸とチョビの母 | 2014年1月29日 16:30

過去記事として拝見しました。

もー、ねこせんせいってば、人をやきもきさせるのが上手い(>_

これからの幸せな猫ライフを宜しくお願いします。

匿名 | 2014年3月 2日 16:55

相変わらず、過去に遡って読んでいっては癒されています。が、今回は泣かされました!優しいひとに出会えて良かったね… 途中、すごくドキドキしてしまいました。

Vesper | 2015年3月25日 00:26

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi