2008年大統領選挙はすごかった
2008年11月18日
少し前の事になるのですが、今月4日にアメリカの大統領選挙がありました。みなさんご存知の通り、民主党のバラク・オバマ上院議員の勝利となったわけですが、選挙前からニューヨークではお祭り騒ぎになっていたのでちょいと紹介します。m(._.)m
ニューヨークに住む人はオバマ支持派が多くてオバマTシャツを着ていたり、オバマ缶バッジを付けている人を多く見かけました(今でもいるけど)。特にユニオンスクエアなんかには、自分の作品を売るアーティストの隣でオバマ缶バッジやマグネット、Tシャツなんかをを売る人がたくさんいました。マケイン缶バッジも売ってるけど・・・・(゜ペ)少ない。マケインTシャツは見た事がありません。
そんな中、選挙前日にロックフェラーセンターにたまたま行ったところすごい人だかりだったので見てみたら、NBCが中継のためにセットを組んでいました。
そしてあの有名なスケートリンクにはアメリカの地図が。
ビルは民主党と共和党に色、赤と青にライトアップされていました。次期大統領が決まった時、どちらかの党の色になるわけです。もしかしたらエンパイアもそうだったのかも。
選挙当日は平日の夜だというのに近所ではパーティー三昧。外まで聞こえるような大音響で音楽かけて騒いでいました。私は家でテレビ中継を見ていたのですが、その時はじめて、あのロックフェラーセンターのスケートリンクにあった地図が何だったのかわかりました。投票結果が出ると州ごとに青(オバマ)か赤(マケイン)に色づけされるのです。なるほど。このためだったのね・・・(・o・)。
オバマ候補の勝利が確定すると家の外からクラッカーの音とともに大歓声が。私はパジャマにジャケット姿でカメラを持って家の外にでました。1ブロック先の交差点では大勢の人たちが勝利を喜び合っていました。テレビカメラが来ててインタビューしたり、通る車もクラクションを鳴らして勝利を祝っていたり、なかには信号機によじのぼる若者も。私は知らないおばちゃんに「よかったわねーー!!」とハグされました。まるで阪神が優勝した時のような騒ぎっぷりです。
私はどっちを支持するとかはないのですが(選挙権ないし)、この貴重な瞬間を体験することが出来て嬉しかったです。私の誕生日にブッシュ大統領がアメリカの経済破綻をテレビでアナウンスして以来、確実に不況の波を感じています。今後の「チェンジ」を願うまでです。
- みんたん
みんたん(Midori S. Mans)
岐阜市出身。
2002年ニューヨークに移住。
アートスクールPratt Instituteを卒業後グラフィックデザイナーとなる。
夫と猫二匹(ジャスミン&サファイア)でブルックリンに住んでいる。