ニューヨークのタクシーといえば、イエローキャブ。昔と違って今は安全に利用することができますが、日本のタクシーとは違って不便な事もあります。というわけで今回はタクシーの乗り方についてご紹介します。

　地下鉄やバスを使ってマンハッタンを移動するのも観光の思い出になりますが、観光三昧で疲れたり、長距離移動の時はタクシーを利用することがあると思います。特に夜遅くなった時、バーで酔っ払った時などはタクシーを利用するようにしてくださいね。

　まずタクシーのつかまえ方。日本のように電話をしてタクシーを呼ばなくても、マンハッタンでは道に出ればイヤというほど走っているので、タクシーを見つけたら手を上げてアピールしましょう。タクシーの屋根の上の看板（ナンバーとか書いてるヤツ）の電気がついているのは空席ということ、電気が消えていたら誰かが乗っているということです。

　 　さて、道を伝える時ですが、ニューヨークのタクシー・ドライバーは英語が上手くない（母国語が英語じゃない）人ばかりです。その上、あまり道を知りません(´ヘ｀;)。致命的です。空港や有名なホテルや観光地は大丈夫でしょうが、「知らない」と言われる時があるので、「52ストリート、5アヴェニュー」と住所を言った方がいいかもしれません。移動中はちゃんと外を見て目的地に近づいているかチェックしましょう。観光客だと分かるとなめられるので、ドライバーが「わかった」と言いつつ迷っていたり、言った場所と違う所に連れて行かれたら文句を言いましょう。去年くらい（？）から後部座席にGPS（モニターで現在地がチェックできる）とクレジットカードで払えるシステムが導入されたのでそこそこ便利になりました。

　料金は初乗り2.50ドル。ピーク時（平日午後4時～8時）は1ドル追加、夜間（夜8時～朝6時）は50セント追加となります。チップは10％～25％ほど。きっちり計算しなくてもテキトーで大丈夫です。

　最後、お金を払って降りるときは、必ずシートに忘れ物がないかチェックしてください。私は今まで傘や、おみやげ、それにデジカメの忘れ物をタクシーで見たことがあります。一応ドライバーには言いますが、きっと持ち主の手には戻らないでしょう。なので忘れ物はないように！それにレシートをもらうか、タクシーのID番号（車の屋根、車体、運転手と後部座席の間に表示）を書き留めておくとよいです。忘れ物や、何かトラブルがあった時に便利です。

　今までぼったくりなどのトラブルがあったことはありませんが、マンハッタンからブルックリンの自宅へ行くときはよく迷って遠回りさせられることがあります。もしややこしい場所（特にクイーンズやブルックリンなど）に行くときはマップクエストなんかのプリントアウトを持参するのがいいかもしれません。ニューヨークのタクシーが安い分だけ仕方がないといえばそれまで・・・(´＿｀)。日本のタクシーと違うといえば、こっちのは自動ドアではないということ。逆に、日本でタクシーに乗るといつものクセで手でバタン！と閉めてしまいます。運ちゃんごめんね。<(_ _)>