琉球村と青の洞窟シュノーケリング
2011年11月 9日
例年では衣替えシーズンの沖縄ですが、今年はまだまだ暑い日が続いてます。朝夕はさすがに涼しく、風が冷たくなってきて、秋っぽくなってきたけど、短い秋が来るのはもう少し先になりそうです。
パソコンの不調でブログ更新が遅くなってすみません。
今日は、沖縄の人気テーマパークの一つ、「琉球村」と、その近くにある、ダイビングやシュノーケリングで有名な「青の洞窟」と呼ばれる真栄田岬を紹介しますね。
まずは「琉球村」http://www.ryukyumura.co.jp/ 沖縄の文化と自然と芸能のテーマパークです。
琉装した門番さんに通行手形を渡して入村します。
ここのすごいところは、約150?200年前ごろの、琉球王朝時代から実際に使われていた民家を移築して、村を再現してあり、山に囲まれた静かな環境とあわさって、本当に昔の沖縄にタイムスリップしたような感覚になります。
それぞれの家では、シーサー作りや三線、紅型などの体験ができるようになっています。地元のおじいちゃん、おばあちゃんがいるので、おしゃべりするのも楽しいです。
本格的な琉装体験では、衣装のまま園内の散策や写真撮影もできるので、ちょっとしたスター気分!?
園内を散策するだけでも楽しいのですが、特に私がお勧めするのは、毎日2回行われている「王朝絵巻行列」です。
王様、王妃様、侍女などの登場から始まり、みるく(弥勒)、獅子舞、エイサーなど、盛りだくさんの内容です。これは無料で誰でも見られるので、ぜひ時間をあわせて行ってみてください。最後はみんなでかちゃーしーで盛り上がります。
村のはずれには、水牛を利用した昔ながらの黒糖作りが行われています。今沖縄本島にいる水牛は、ここと、7月にレポートしたビオスの丘と、北部の備瀬のみです。
琉球村の村の外には、お土産ものやさんなどがあるスペースがありますが、ここも赤瓦のスペースで、見て回るだけで楽しいです。
ちゃんぷるー劇場では、民謡や沖縄の歌のコンサートも行われ、村に入らなくても楽しめます。
琉球村から、車で10分ほど行くと真栄田岬があります。ここは青の洞窟としてとても有名なところですが、晴れると岬の上から抜群の景色が見られます。
数年前に有料駐車場、シャワースペース、トイレなどの設備と、きれいな階段ができ、下まで安全に降りられるようになりました。ただ、シーズン中はすごい人・人・人。階段も順番待ちをしないと進みません。
ここのポイントには、この駐車場から行くコース、海から船で行くコース、カヤックなどで行くコースなど、いろいろなショップがツアーを行っています。
どのコースがいいかよく聞かれますが、私の感想を・・・
駐車場から行くコースは、とにかく手軽。駐車場に車をとめていくので、ツアーでなくても行けます。(ただし、事故も多いポイントで死亡事故もあるので、安全にはとにかく注意が必要です。)値段も一番安いです。また、浅瀬から入れるので、ツアーによっては浅瀬でちょっと水慣れしてから深いところに行けます。
一番楽なのは船コース。荷物をもって階段を上がり降りすることなく、ポイントまで泳ぐこともなく、ダイレクトに洞窟近くのよいポイントに行けます。ただし、いきなり深い海に入るので、怖いと思う場合もあります。また、一番値段は高いです。
一粒で二度おいしいカヤックコース。シーカヤックで気持ちよく水上をすいすいとミニトリップと両方楽しめます。ただ、体力は必要!!!帰りは疲れてしまうという場合もあります。
それぞれのよさがあるので、自分たちにはどういうツアーがあっているか、考えて参加するとよいと思います。上記ツアーでない方法も書きましたが、危険と隣り合わせなこと、ポイントなどはツアーのインストラクターと一緒のほうが楽しめること、レンタル料金も込みのことも多いので、よっぽど上級者でなければ、ツアー参加をお勧めします。
海の中は、サンゴは白化でぼろぼろになっていますが、魚はいろいろ見られます。特にツバメウオがたくさんいるのもこのポイントの特徴です。
洞窟の入り口は、夏でも水がひんやりしているので、できるだけウェットスーツなど保温素材のものを着て行ったほうがいいでしょう。最近はあまりの人気ポイントのため、洞窟入口も順番待ち状態なこともしばしば。行くとしたら午前中のツアーのほうが、透明度も高く、おすすめです。
洞窟の中も人が多いので、人の流れをさまたげないようにしましょう。洞窟の中に入って入口を見るとこんな感じです。
そして、この洞窟入口を水に潜ってみると・・・とても神秘的なブルーの世界が広がっています。
晴れた日はよりくっきりと水色と青のコントラストがきれいに見え、感動的です。
沖縄の神秘的な風景をぜひ楽しんでみてください。
- 田辺 里美
南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。
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