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ホエールウォッチング

2012年3月10日

毎年1-3月のケラマ諸島を中心とした沖縄近海には、結婚、出産、子育てのためにザトウクジラがやってきて、ホエールウォッチングツアーがたくさん行われています。一番クジラが多くみられるのは2月頃と言われていますが、2月は波が高い日が多いため、少し海も穏やかになる3月に入ってツアーに参加してきました。


ホエールウォッチングが一番盛んで、近くでクジラが見られるといわれているのは、ケラマ諸島(座間味、または渡嘉敷島)に渡り、ツアーに参加して帰ってくることで、毎年クジラ祭りなども行われています。これは1泊以上で行く場合はいいのですが、日帰りで行くと、一日船に乗っているようになるので、結構きついです。せっかくなら、泊りがけで行って、のんびりした島時間も楽しむことをお勧めします。

沖縄本島から出発する半日ツアーもいろいろあり、那覇、北谷、読谷、恩納、本部や今帰仁からそれぞれツアーが出ています。時間があまりなく、半日くらいで楽しみたい場合は、本島からのツアーがお勧めです。宿泊先やアクセスを考えて、それぞれが行きやすいところからのツアーに参加するのがよいと思います。

今回、私たちは、メンバーの行きやすい北谷発のセルリアンブルー http://www.cerulean-blue.co.jp/ のツアーに参加しました。

 

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船は60人くらい乗れるという大きめの船で、室内にトイレも2つありました。乗船前に全員ライフジャケットを着用し、船に乗り込みます。着いてからウォッチング中も波しぶきをかぶったので、レインコートやウインドブレーカーを着てからライフジャケットを着けたほうがいいかもしれません。サンダルは滑ったりすると危ないので、スニーカーかすべらないぞうりなどのほうがいいと思います。

 

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いよいよ出発です。およそ1時間でポイントまで行き、1時間ウォッチング、1時間で帰ってくる、というツアーです。移動中は危ないので、立たないように、ということでした。 w6.jpg

 

 

まだかな?と思ったころ、船が減速。チービシと言われるケラマの近くに着き、いよいよクジラに会えそうです!
スタッフの誘導で、船の先に移動し、みんなでクジラを探します。2階からも見えますが、2階のほうが船の揺れも大きいので、酔いやすい人は避けたほうがよいかも。

 

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船を停めてみんなで波の合間を目を凝らしていると、「あそこ!」という友達の声で、そちらを見ると、ブロー(潮吹き)が見えました!それも結構近い!ブローして潜って、というパターンなので、潜る時間がかなり長く30分くらい潜っちゃう場合もあるらしく、スタッフが「今日はあまり長く潜らないクジラだといいですね!」と言っていたら、なんと、隣に一緒に今年生まれたであろう赤ちゃんクジラもいました!小さいとはいえ、イルカくらいかもう少し大きいそうです。赤ちゃんがいると、そんなに長く潜らないということで、みんな一気に期待大。

クジラもいろいろなタイプがいるらしく、船に興味津々で近寄ってくるクジラも多いそうですが、逃げて行っちゃうクジラもたまにいるそうです。 3月になると親子クジラの遭遇率が高くなるらしく、会えて本当によかったです。

 

 

 

 

 

 

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しばらくすると、姿が見えなくなり、「どこ??」「もうどこかに行っちゃったのかな?」とみんなで探していたそのとき、突然お母さんクジラがジャンプ!!
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お母さんクジラのジャンプはすごい迫力でした。1週間に1回くらいしかジャンプは見られないらしく、とてもラッキー!!しかもこの後もう1回ジャンプしてくれました。1回目は驚きすぎて写真撮れなかったので、2回目のものです。ジャンプはタイミングが難しく、写真ではなかなか撮れないので、動画で撮ることをお勧めします。
その後、今度は赤ちゃんが何度もジャンプ。赤ちゃんのジャンプはそれほど迫力はないのだけど、一生懸命な感じでかわいかったです。

 

 

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その後、「テールスラップ」(しっぽを打ち付ける)や「ペックスラップ」(胸びれを打ち付ける)などなどいろいろなアクションを次々に見せてくれました!スタッフも、「こんなにたくさんのアクションを一気に見られるってすごくラッキーですよ!!」と言ってました。
お母さんクジラが赤ちゃんに教えてるのかなとみんなで話をしましたが、お母さんがやった後、子供がまねして何度もやってて、それをお母さんが近くで見ている、という感じでした。ほほえましくてかわいかったです。

 

 

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たっぷりいろいろなアクションを見て、大満足でウォッチングは終わりました。

この日は波が高い日で、私たちのグループは酔い止めを飲んでいたので、ほとんど大丈夫だったけど、吐いてぐったりしている人も結構いました。大丈夫と思っても船酔い対策は万全に!!また、船の上は風もあり、寒いので、防寒対策、防水対策も万全に!頭からずぶぬれになっちゃいました。
クジラたちは、3月末-4月初めには、アラスカ、シベリア方面に帰ってしまうので、クジラと会える期間もあと少し。でも、また来年の冬には沖縄の海に戻ってくるので、ぜひホエールウォッチングツアーにも参加してみてくださいね!

 

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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi