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やちむんの里

2016年1月31日

やちむんは、沖縄の赤土を使ったおおらかであたたかみがある厚手の焼き物です。約400年前から作られてきた沖縄の焼き物は、沖縄の方言で焼き物のことを指す「やちむん」と呼ばれ、琉球王国で庇護のもと、発展してきました。

琉球王朝時代に、現在の那覇市壺屋にやちむんの釜場が集められましたが、戦後、壺屋周辺は住宅密集地となり、薪でやちむんを焼くのが難しくなったことから、多くの釜場が読谷村に移転し、「やちむんの里」となりました。

「やちむんの里」は、自然いっぱいの緑の中に、赤瓦の多くの工房が点在し、ゆったりとした時間が感じられるところです。人間国宝の故・金城次郎さん一門から若い陶芸家まで、多くの陶芸家の工房が集まっています。車での移動もできますが、駐車場に車を停めて、それぞれのギャラリーをゆっくり見てまわるのがお勧めです。ギャラリーや工房の前では、それぞれ、やちむんの販売などが行われています。喫茶コーナーを併設しているところもあり、素敵な器でいただく飲み物も格別です。やちむんは、手作りなので、同じような柄でも少しずつ表情が違い、一点ものというのも魅力ですね。

やちむん (12).JPG

やちむん (13).JPG

やちむん (7).JPG

「読谷山焼」に進むと、やちむんの里のシンボルともいえる、全国でも珍しい登り窯があります。
今も薪を使っているそうで、外にたくさんの薪が積まれています。この共同窯で焼かれたやちむんは、手前にある共同売店で購入できます。

やちむん (1).JPG

やちむん (5).JPG

また、北釜にも共同売店があります。

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やちむん (11).JPG

やちむんの里には、焼き物だけでなく、琉球ガラスの名工・稲嶺盛吉さんのギャラリー「宙吹きガラス工房・虹」もあり、こちらもすばらしい作品の数々が展示されていますので、ぜひお立ち寄りください。

やちむん (15).JPG

やちむん (14).JPG

各ギャラリーは無料で自由に見学できますが、各工房では、職人さんが忙しく作業をされているので、勝手に中に入ったりすることなく、外からお仕事を見せていただくようにしましょう。

そして、やちむんの里の駐車場のトイレにもやちむんと琉球ガラスが使われていました!

やちむんトイレ (1).JPG

やちむんトイレ (2).JPG

やちむんトイレ (3).JPG

やちむんトイレ (4).JPG

やちむんの里では、毎年12月第3金土日に「陶器市」が開催され、やちむんが割安で購入できるため、人気のイベントとなっています。また、2月の最終の週末には、近くの「JAファーマーズゆんた市場」で「読谷やちむん市」も開催されます。

やちむんの里は結構歩くので、歩きやすい靴がお勧めです。また、暑い時期には水分補給をしっかりしましょう。

<やちむんの里>
所在地:読谷村座喜味2653-1

営業時間:9:30-17:30、不定休 (どちらもギャラリー、お店による)

入場料、駐車場:無料

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取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

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