時間を忘れるひととき...美味しいお茶で一服。
2012年2月10日
ぽぷぅ〜(´- `*)
皆様、御機嫌よう。
文化の妖精ぽぷかるで御座います♪
今日は、5000点を超えるやきものコレクションを誇る広大な陶磁専門のミュージアム!
「愛知県陶磁資料館」をご案内致します。
こちらの資料館は
やきものを見るだけでなく、つくる・使うことのできる施設。
一般開放されている趣深い佇まいの茶室「陶翠庵(とうすいあん)」では
この様に好みの茶碗を選んで、お菓子つきの薄茶を一服530円で頂くことができます。
1月21日(土)〜3月31日(土)の期間中には、
なんと!人間国宝・荒川豊蔵さんの茶碗が使えます。
緊張して割ってしまったら大変ですが、滅多にない機会ですよね(>▽<;;
学芸員・堀様「もう!ぽぷかるちゃん、何ゆっくりお茶を飲んでいるんですかっ!ヽ(#`д´)ノ」
ぽぷかる「堀さん御機嫌よう♪」
学芸員・堀様「御機嫌ようじゃ御座いませんっ!ヽ(#`д´)ノ
13時30分にエントランスの前でって約束してたじゃないですか!探しましたよっ!」
ぽぷかる「あら、もうそんな時間でしたか。
美味しいお茶はつい時間を忘れてしまいますよね(*´ω`*)」
皆様は何故、愛知県にとっても大きな陶磁資料館がある理由を御存じですか?
まずは本館に向かいながら、少し愛知とやきものの歴史をご紹介しましょう♪
「愛知がやきものを支えてきた歴史がある。
だからこそ、すべてのやきものを集めることが大事だと考えられて
古今東西、様々なやきものが収集されているのが自慢なんですっ!」
そう熱く語りだした学芸員の堀様から、愛知とやきものの興味深いお話を伺いました。
やきものの歴史は古く、日本では縄文時代頃から発掘されていますが
中国では、更に古く紀元前から釉薬のたっぷりと塗られた美しいやきものが既に作られていました。
そして、中国が世界のやきもの文化をリードしていく時代が続きます。
日本では、桃山文化がやきもの文化のターニングポイントとなります。
江戸の頃には、中国のやきものが金よりも高い値段で取引され世界中で大流行!!
日本でもお土産品として各地でやきもの作りが盛んになっていきます。
このあたりの流れは、今でいう萌えおこしと同様ですね(´- `*)
(萌えおこし※萌えキャラクターを活用したまちおこし)
そして、明治維新で日本が開国……!
「日本の売りを“何”にすべきか?」と考えたとき、
白羽の矢があたったのが、我らが“やきもの”。
それを支え、推進したのが愛知県だったのです。
日常、当たり前のように溶け込んでいるやきものが日本の先端産業として研究され、
特産品として輸出されていた時代があったのは、知りませんでしたΣ(・ω・ノ)ノ
“やきもの”を創ってきた熱き職人さん達のクリエイター魂がますます盛んになっていく。
数々の独創的な作品の中には、超絶技巧が極められたものも…。
ぽぷ〜♪
この歴史の流れ、文化の香りを感じます…♪
これはまるで、今でいうクールジャパンっ?Σ(・ω・ノ)ノ
(※ちなみにこのあたりから
「華美すぎる。素朴なものがやっぱり良い!」という回帰運動もはじまったようです…笑)
さて、ここまで世界のやきもの数千年の歴史を約3時間半ほどで解説して頂きました!
深い……
やきもの文化、恐るべしです…。
ぽぷかる、やきものにすっかりハマってしまいました…(* ´ ω ` *)
…でもわたくし、まだ本館の中に入っていません。
や、やきものの歴史は長いです…(´ω`;)
やきものに隠された秘密は、あらためてゆっくりと紐解いていきたいと存じます。
……続く……(ノω`)
by文化の妖精ぽぷかる
★愛知県陶磁資料館
http://www.pref.aichi.jp/touji/
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