★パロのツェチュ祭を見学 ブータン王国の旅★
2012年4月13日 海外
こんにちはエミリーです。
私の久しぶりの添乗は、去年イケメン国王のご成婚と来日で話題になったブータン。
今ではヒマラヤ山脈の南側にある九州くらいの大きさの国、世界一幸福な国として、ご存知かもしれないですね。
今回は春のお祭りツェチュの見学をメインにした旅行です。
総勢10名のお客さまとともに、バンコクを経由(一泊)し、唯一の国際空港があるパロに着いたのは旅行2日目です。
ブータンの航空会社ドュルックエアで標高2300mのパロ国際空港に降りると、徒歩でターミナルへ。
ターミナルといってもブータンの伝統様式の建物。
早速、ツェチュを見学。
お祭り初日にあたるこの日は、あのイケメン国王もお越しでした。
私もチラリとお姿は拝見しましたが、写真撮影は厳禁だそうです・・・
お祭り初日の会場は、映画「リトルブッダ」のロケ地にも使われたパロ・ゾンです。
お祭りは地元の人、外国からの観光客で多くの人!
ゾンに行くには、パロ川にかかる伝統様式で建てられた橋(屋根付き!)を渡り、ゆっくりと坂を上ります。
標高が高いので、ゆっくりと。
パロから郊外に足を伸ばすと・・・
5分も車で走ると、すっかりのどかな田園風景が広がります。
ドュゲルゾンは、チベット軍との古戦場です。小高い丘の上には城塞。
キチュ・ラカンはブータン最古の寺院のひとつです。
翌日は、首都ティンプーへ。
途中タチョガンラカンでフォトストップ。約1時間半の道中はこんな景色が続きます。
ティンプーでは、シムトカ・ゾン、メモリアルチョルテン、タシチョ・ゾン、チャンガンカ・ラカン、ターキンの放牧場、国立技芸院などを見学。 (写真はメモリアル・チョルテンとターキン)
ブータンの中央政庁、タシチョ・ゾン。
観光客が敷地に入れるのは、業務終了後の17:30以降。ライトアップが素敵でした♪
ティンプーの交差点は信号の代わりおまわりさんが交通整理をしています。動きが優雅。
ティンプーでは、地元の小学校を訪問し、朝礼前のひと時、子供たちと触れ合いました。
ブータンの小学生は、授業を英語で受けているそうで英語が堪能。
こちらが片言のゾンカ語(ブータン語)で話しかけると、英語で返事がきたりして・・・
ちなみにゾンカ語で「こんにちは」は、「グズザンポーラ!」最初ははにかんでいた子供たちもだんだんと打ち解けてきて、
後半は紙とペンを持ってきて、サイン攻め。お客さまも最初は戸惑っていましたが、だんだんスターの気分。(?!)
朝礼はお行儀よく整列。
学校の制服は民族衣装、男の子は「ゴ」、女の子は「キラ」を着ています。今日体育の授業がある子はジャージで登校です。
パロに戻ってからは、ツェチュ祭を満喫。
会場はデヤンカ広場に移り、初日よりもさらに多くの人出です。
ブータン人たちは大人も子供も照れながらも、笑顔を見せてくれます。
ツェチュ祭のクライマックスは、未明に行われるトンドル(大仏画)のご開帳。
1時20分のモーニングコール(!?)で眠い目をこすり、出掛けました。
静かな音楽が流れる中、ゆっくりと掲げられていくトンドルの仏画が現れてくる様子はとても神聖な雰囲気。
私のカメラでは分かりにくいですが、雰囲気だけでも。
ご開帳のあとは、地元の人たちが法要のために大行列。
あいにく雨が降り出しましたが、傘もささずに並んでいるようすに信仰への思いを感じました。
ツアーはご開帳のあと、ホテルに戻り再びおやすみなさい・・・☆
休憩のあとは、ブータン仏教の聖地タクツァン僧院を望む展望台までのハイキング。
朝の雨も上がり、気持ちのいいお天気の中を片道1時間ほど歩きました。馬に乗って展望台に行くこともできます。
こんなところによく建てたものです。
パロ近郊の農家にも訪問しました。
バター茶やブータンの醸造酒アラでおもてなしを受けました。
お祭りが終わった翌日、ツアーは行きと同様バンコクを経由し帰国しました。
世界一幸福な国と言われているブータン、豊かな自然と多くの事を望まない穏やかな人々だからこそ
幸せな暮らしをしていられるのかな、と6日間の滞在でエミリーは感じました。
今回ご参加のみなさまはどのように感じられたのでしょうか。
ヒマラヤの桃源郷・ブータンを訪ねる次のツアーは・・・
2012年秋「インドダージリン地方とブータンの旅」の予定です。お楽しみに。
- エミリー
エミリーです。笑顔との出会いと土地のおいしいものを食べる時に旅の幸せを感じます。添乗に出る時は、ミラーレスカメラ一眼で写真を撮ることも。カメラを向けたらぜひ笑顔で返してください。国内・海外のクルーズにもはまっています。
- みっぴー
添乗やプライベートで年間20回ほど渡航し、その中でも韓国は150回以上! 夢は韓国系航空会社の機内誌にコラムを書くこと。それなりの“ネタ”をたくさん持ってます!
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海の中から3000m級の山まであらゆる場所に出没する人畜無害のさすらい自由人。新しいもの好きで、好奇心旺盛。今日もどこかで面白いものを求めて彷徨っています。
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