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初夏の飛騨路、下呂~高山~白川郷 さすらい日帰り旅

2015年7月21日

 日本の旅の良さは、四季の彩りだと思う。

 四季の花、四季の空、四季ならではの天気、四季の色。
それぞれの組合せがたった4パターンだけではない無限の美しさや旅情を醸し出してくれる。

 岐阜県の飛騨地方へ日帰り旅。
もちろんのんびりゆったり泊まりながら巡りたい地域だけれども、日帰りでもこんなにも満足できる情景が見られる。
飛騨地方は冬の雪景色や紅葉に彩られたイメージが強いかも知れないが、初夏には初夏の飛騨路の良さがある。
 
 岐阜駅を朝7時台に出て、特急電車に乗って最初の目的地下呂温泉へ。
車窓から見える清流の風景、新緑から夏へ向かう山々の姿が美しい。

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 温泉街に向かう途中に湧き出る温泉と紫陽花のコラボレーション。
初夏らしい、そして日本らしい光景だ。見上げれば空は青く、夏空の表情をしていた。

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 つかの間の下呂温泉界隈を散策し、飛騨高山へ。下呂駅にはのんびりした時が流れていた。

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 飛騨高山の定番、古いまちなみを歩いていると、突然の強い通り雨。
お土産屋さんの軒先を借りて雨宿りさせてもらう。雨に濡れて輝く路面と古い家々。
20分もしないうちに雨は通り過ぎていった。何度も訪れ、見慣れたまちなみが少し違った風景に見える。

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 高山から白川郷へはバスで向かった。乗客のほとんどは外国人。ようこそ日本へ、ようこそ白川郷へ。
白川郷に着くと再び、青空が広がっていた。
外国人は、この棒は一体何のためのものだと思うんだろう。棒の先についている風車のようなものは何だろうと。

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 初夏の白川郷の美しさは、田んぼと花と合掌造りの織りなす風景だと思う。
白川郷にも何度も訪れているけれど、初夏に来たのは初めてだった。
田んぼに映し出される空、田んぼと合掌造りのあまりにもお似合いの組合せ。

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 そしてはかなげに咲く花たち。
合掌造り集落の、どの細い路地を歩いてもいろいろな表情を見せてくれる。

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 深い雪に覆われていた田んぼが最も輝く時期の白川郷。
この集落は、時を忘れさせてくれる。ただ、静かにずっと見続けていたい。いつもそう思う。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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