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「昇龍道」春夏秋冬さすらい旅

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エメラルドブルーの阿寺渓谷(長野県大桑村)でマイナスイオンを浴びながら

2016年5月17日

中央本線沿線の行ったことのない駅周辺の観光情報を調べていたら気になる言葉が出てきた。
どうやら「阿寺ブルー」と呼ばれる美しい渓谷があるという。
しかも、「神秘」とか「奇跡」とかの言葉が目に入る。
その言葉だけに惹かれ、写真を見ることもせず、阿寺渓谷へ行くことにした。

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名古屋駅で快速電車に乗り中津川駅で普通電車に乗り換え、野尻駅まで約2時間。
野尻駅から阿寺渓谷(阿寺川)の入口までは歩いて約20分。
阿寺川が流れ込む木曽川には満開の桜が川面に映り、美しいコントラストを見せていた。

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阿寺渓谷は全長約6.3km、渓谷沿いにはゆるやかな坂道が続く。
車やバイクで来る人たちに抜かれながら、終着点まで往復の道のりをひたすら歩いた。

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途中、ヒノキ美林の中に神社が鎮座していたり、ところどころに春の花咲く風景が見られる。
渓谷だけの同じ景色ならば飽きることもあるかも知れないが、渓谷の坂道沿いの風景は決して飽きさせることはなかった。

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林業遺産に認定されているかつての森林鉄道の跡も残されている。
鉄橋もそのままの姿を残し、線路がガードレール代わりに活用されているあたりも
この森林鉄道への愛着を感じる。

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渓谷の表情も様々だ。
流れ落ちる滝や激しい渓流が現れ、
その水しぶきからほとばしるマイナスイオンを全身で受けられるのが気持ちいい。

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阿寺ブルーの色合いは、徐々に濃くなっていく。
場所によっても変わるが、その美しさはエメラルドブルーと呼ぶに相応しい。
この日は曇りだったが、お日様の加減でまた色合いも変わるのであろう。
新緑、紅葉、積雪の時期など、森林の表情の移り変わりによってもその風景はまた違った魅力になるのであろう。

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途中、吊り橋があり川を渡ることもできる。
川縁まで降りることも出来、ちょっとしたアドベンチャー気分も味わえる。

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写真を撮りながら休憩しながら川を眺めながらの約4時間の渓谷トレッキング。
新緑に包まれた阿寺渓谷がたっぷりくれたマイナスイオン。
ちょっとした気分転換にトレッキングをするには格好のコースだと思う。

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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