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関ケ原の合戦、歴史ロマンの古戦場巡り(岐阜県関ケ原町)

2017年6月26日

今年の夏、映画「関ヶ原」が公開される。
おそらく、全国から改めて脚光を浴びるであろう関ケ原の古戦場を歩いた。

わずか6時間で決した天下分け目の戦いの開戦地から決戦地、
そして各所に残される陣跡や首塚などの古戦場巡り。

正直言えば、歴史の造詣も深くなく、あまり関心のなかった史実であったが、
古戦場の史跡を巡るうちに関心は高まり、
ひと巡りした後は、今まで芽生えたことのない歴史ロマンを感じるまでになっていた。

JRの関ヶ原駅を降りると、ホームの前に合戦で戦った東軍と西軍の武将たちの名前が並ぶ。
駅を出ても、東軍・徳川家康の家紋と、西軍・石田光成の家紋の横断幕が掲げられる。
駅からして既に古戦場モードに浸ることができる。

※町名及び合戦名は「関ケ原」、映画及び駅名は実際に使用の「関ヶ原」で以下表記。

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駅前には、一昨年開設された関ケ原駅前観光交流館「いざ!関ケ原」が旅人を歓迎する。
関ケ原巡りの観光マップや情報パンフレットをまずはここで入手。
ここには、武将関連グッズも販売されており、関心のある方はゆっくり時間を取りたい。

ここで入手したモデルコースに従って、古戦場の史跡を巡った。
「決戦コース」(徒歩約1時間30分)、「天下取りコース」(徒歩約3時間)、「行軍コース」(約6時間)の3つのコースが
おすすめモデルコースとして紹介されていたが、史跡巡り初心者であることもあり、
まずは手軽に「決戦コース」を基準に時間のある限り古戦場を歩いた。

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まずは関ケ原の戦いを知ることができる「関ケ原歴史民俗資料館」へ向かう。
向かう途中にも、首塚や神社などの史跡もあり、
また、まちなかの電信柱には武将ゆかりの物語や豆知識やクイズなどの案内看板が掲げられており、
道中飽きることはない。

また、ボランティアの方が当時の足軽の恰好でまちを歩いており、
声をかければ案内をしていただけるのも面白い。

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資料館(有料)は、
各種歴史に基づいた貴重な資料や合戦に関わる武具などが展示されるほか、
6時間で決した戦いの経過等がわかる大型ジオラマによる解説もあり、
関ケ原の合戦の概要を知るにはまずここへ立ち寄りたい。

ここで、基本的な知識を持って古戦場を巡るとさらに興味は湧いてくる。
各所に設置された誘導案内サインもわかりやすく、迷うことなく史跡巡りを満喫できる。

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関ケ原の合戦で重要な史跡である「決戦地」と「開戦地」を訪れた。
本来であれば、「開戦地」を訪れてから「決戦地」へ向かうべきであろうが、
駅から資料館を経由して歩こうとするならば、位置的に「決戦地」が先になる。

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「決戦地」も「開戦地」も、史跡の碑が立ち、そこに幟(のぼり)がたなびいている。
解説板はあるが、むしろ何もないところがいい。

周囲も田園風景が広がっており、当時の合戦地としてのイメージを膨らませることもできる。
これが住宅街や工場などが目立たないところが、関ケ原の合戦の古戦場めぐりの良さだと思う。

開戦地を遠くから眺めた最後の写真にあるとおり、この平原だからこそ歴史ロマンが描けるのだと思う。
車で巡ってしまっては味気ない。

歴史ロマンを感じたいなら、ぶらりと駅からのウォーキングをおすすめしたい。

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関ケ原観光Web
http://www.kanko-sekigahara.jp/

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

1962年愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部観光政策室長。
愛知大学国際コミュニケーション学部 非常勤講師(国際観光)。
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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