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「昇龍道」春夏秋冬さすらい旅

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足助の古い町並みをぶらり旅(愛知県豊田市足助町)

2018年6月26日

紅葉の名所として知られる香嵐渓がある足助には古い町並みが佇んでいる。
秋には多くの人が訪れたことがあるだろうが、案外、町を歩かず帰ってしまう人も多いのではないだろうか。

愛知県内に残されている古い町並みとしては有数の魅力がある。
江戸時代の街道筋の宿場町としての名残もあれば、昭和の香りが今も息づく懐かしさもある。
季節を問わず、足助の町並みをぶらりと歩いて見るのもいい。

紅葉のイメージが強い香嵐渓だが新緑の風景も美しい。
緑が映える香嵐渓を眺めながら、古い町並みへ。 

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古い町並みは、決して広いエリアではない。ゆっくり歩いても1時間もあれば巡れるだろう。
町並みに合ったデザインの現代版道標もわかりやすい。その道標を辿れば、安心して町巡りができる。 

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町並みの入口から見えるお店の昭和的看板にまず興を注がれる。
そして、赤ポストに旅館の提灯。映画やドラマのロケセットではなく、これが現役の足助の町並みの趣きである。

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商工会や郵便局の建物も、古い町並みに合わせ、昔のまま、あるいは昔風のデザインになっている。
足助の町並みは、愛知県で初めての国の重要伝統的建造物保存地区(重伝建)に選定されており、
守られた町並みの雰囲気は貴重かつ尊い。 

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メインの通りから覗く筋も魅力的。
初夏らしくアジサイが彩られ、白壁と木塀の路地の雰囲気を演出する。 

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ビールや飲料水の看板もまるでロケセットのように昔ながらの姿を残す。
各商店の軒先の看板もそれぞれ工夫が凝らされ、町歩きを楽しませてくれる。 

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突然現れる塀に飾られたイノシシ。イノシシ料理も足助の名物だ。
そして、NHKの朝ドラで一躍全国区になった五平餅も足助の名物。食べ歩きしながらの散策も楽しめる。

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町並みの商店や民家に飾られた工芸品。足助に伝わってきた伝統文化を感じる。

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山里に残された足助の古い町並み。愛知の魅力を再発見。
歴史と伝統、創造の町・足助へどうぞお運びを。

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足助観光協会
http://asuke.info/

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取材担当プロフィール

田中 三文 (たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社勤務を経て、現在は三菱UFJリサーチ&コンサルティング 政策研究事業本部 上席主任研究員。
愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)
地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。
2012年より2014年まで昇龍道プロジェクト推進協議会・台湾香港部会長を務め、
同エリアのインバウンド促進計画や外国人受入環境整備などにも力を注いでいる。
旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

「昇龍道(しょうりゅうどう)」とは?

日本の真ん中に位置する中部北陸地域の形は、能登半島が龍の頭の形に、三重県が龍の尾に似ており、龍の体が隈無く中部北陸9県を昇っていく様子を思い起こされることから同地域の観光エリアを「昇龍道」と呼んでいます。
この地域には日本の魅力が凝縮されており、中部北陸9県が官民一体となって海外からの観光客誘致を促進する「昇龍道プロジェクト」も好調です。このブログでは、「昇龍道」の四季折々の姿を写真と文章で紹介していきます。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi