会津駒ヶ岳と燧ヶ岳
2012年10月15日
福島県檜枝岐(ひのえまた)村はすっかり秋の装いでした。地歌舞伎で知られるこの村には百名山でもある会津駒ヶ岳(標高2133m)の登山口があります。
赤や黄色で彩られた登山道を歩きます。
天気予報は快晴でしたが標高が上がるにつれて霧に包まれ、、、さらに風も強くなり、寒くて手がかじかむ山歩きとなりました。
山頂です。眺望はありません。
山頂からさらに歩くこと50分・・・中門岳(2060m)です。高層湿原の先にある大きな池塘です。
途中、時折ガスが切れて一瞬見通しがよくなりましたが、ほぼ一日視界の悪い山行となりました。
さて翌朝は、・・・快晴でした! 早朝から歩きだし、今度は尾瀬のシンボルで東北の最高峰・燧ヶ岳(ひうちがたけ)の山頂(2356m)を目指します。
広沢田代です。朝焼けに輝く池塘が美しいです。
太陽に照らされ幻想的な風景になります。
新潟県側の光景です。こちらは抜けるような青空です。
第一のピーク・俎板(まないた)グラから見下ろす尾瀬沼です。真ん中から少し右に奥白根山、その左の台形の山が男体山です。
俎板グラからは最高峰・柴安(しばやす)グラが間近です。バックにはもうひとつの尾瀬のシンボル・至仏山(しぶつさん)!
柴安グラから見る尾瀬ヶ原の雄大な風景!草紅葉が黄金に輝きます。
ひさしぶりの尾瀬・・・ 寒さに心が折れそうになりましたが、秋らしい風景を楽しむ山旅となりました。
取材日: 2012年10月13日、14日
ルート: 1日目 檜枝岐村・・・・駒ノ小屋・・・・会津駒ヶ岳・・・・中門岳・・・・駒ノ小屋・・・・(下山)・・・・檜枝岐村 2日目 御池・・・・・広沢田代・・・・熊沢田代・・・・俎板グラ・・・・柴安グラ・・・・(下山)・・・・・御池
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。