南東北・紅葉の山紀行
2012年10月26日
「南東北・紅葉の山紀行」・・・なんだか岳人の記事のタイトルみたいですが(笑)、紅葉真っ盛りの福島県、安達太良山(あだたらやま)(標高1700m)に登ってきました。
安達太良山とは変わった名前ですが、、、安達郡の最高峰(安達太郎)からきた名、アイヌ語から名付けられたなど、いろんな説があるようです。また、万葉集にも歌われた由緒正しい山でもあります。
「安達太良の嶺に伏す鹿猪のありつつも我れは至らむ寝処なさりそね」(安達太良山に棲む鹿や猪のようにいつも同じ寝床に帰ってきてね!会いに来るから・・・というような意味かな?)
前日は雨と風の寒い一日でしたが、この日は穏やかな快晴に恵まれました。
沼の平です。100年以上前の大噴火でできた直径500mの噴火口です。宇宙的な風景、、、まるで月世界のよう・・・
山頂に至る稜線を歩きます。
安達太良山の山頂は乳首(ちちくび)と呼ばれます。この方向から見るとそんな感じでしょうか・・・
山頂が近づいてきます。
乳首の手前は広くて休憩やランチに最適。この日は平日ながら大勢の登山者で賑わっていました。
乳首です。
下山道の紅葉です。この頃は標高1300から1400mくらいのところが見頃でした。
奥岳登山口の手前の自然遊歩道です。こちらの紅葉はまだまだですが、渓谷と滝と緑の美しさもなかなかのものでした。
山も紅葉も温泉も食べ物も人も、みんな素晴らしい福島の山でした。機会があれば是非お出かけください!
「がんばれ!!!東北!!!」
取材日: 2012年10月22日
ルート: 沼尻登山口・・・船明神山・・・安達太良山(乳首)・・・峰の辻・・・くろがね小屋・・・自然遊歩道・・・奥岳登山口
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。