忍野高原でトレラン!
2013年6月 3日
マラソン人気に代表されるように、世の中は健康ブームです。そして最近はトレラン(トレイルランニング)人口が急増してきたように思います。
トレランは野原や山の中を走る競技ですが、今まで週末の山歩きを楽しんでた人が趣味でトレランを始めたという話もよく聞きます。
トレランは山歩きよりもスピードが格段に速く、更に軽装なので高い運動能力と技術を必要とします。しかし、街中のジョギングと比べて爽快感がたまりません!
先日エントリーした「第66回富士登山競走」まで2ヶ月を切りました。で、その前哨戦のつもりで山梨県忍野村で開催された「第4回富士忍野高原トレイルレース」(ロングコース31.7Km)に出場することにしました。
スタートは標高930mほどの忍野中学校前です。2000人を超える参加者の数がその人気を物語っています。
スタート前、地元忍野村在住で富士登山ガイドの渡邉さん夫妻(左側)にお会いました。
渡邉さんは名古屋で大手メーカーの管理職を勤め、週末は富士山のガイドをする憧れのスーパーサラリーマンなのです! 渡邉さんはミドルコース(21Km)、奥さまはショートコース(14.1Km)に参加とのこと。
さあ、スタートです!
ロングコースの最高地点は標高1645m。コースはアップダウンを繰り返し、累計の高低差は登り下りで1257mにおよびます。
この大会の魅力は変化に富んだコースですが、なんといっても眺望が抜群!!! 富士山を背景にして山中を駆け抜けることができます。
最初のピーク、杓子山(標高1597m)です。富士山をバックに記念撮影!
けっこうなスピードで下ります・・・
こんな岩場も・・・
平尾山(標高1292m)です。ここの眺望もサイコー! 後ろには山中湖。
平尾山から長ーい下りの階段が続きますが、今日いちの絶景でした!
エイドステーションです。水、スポーツドリンクのほか、バナナ、オレンジ、饅頭などの食べ物の補給ができます。多くのスタッフのサポートで安心して走ることができるのです。
そのスタッフのひとりでもあった富士山の山小屋・鳥居荘の天野さんとばったり! 来月からはいよいよ富士登山シーズンですね!
麓まで下りてきました。しかし、ロングコースは再度山にはいっていきます・・・ 疲労がピークになるところです。
ようやくゴールが近づきました。
沿道の人たちの拍手に迎えられて無事ゴール!
梅雨の中休みで暑い一日でしたが、今年初のトレランを満喫することができました!
大会終了後、富士山は役目を終えたように雲の中に隠れていきました。
取材日:2013年6月2日
※文章、写真、所在地などは取材時のものです。あらかじめご了承ください。
また、山の状況も取材時のものですので、お出かけの際にはご注意ください。
- 岳(たけし)
昭和38年、名古屋市生まれ。40代半ばから本格的に山歩きを始める。
20代の頃より今の方が体力も気力もある!と言い切り、旅行会社に勤務しながら、仕事で、プライベートで、
里山から3000m級の山々を軽やかに(?)駆け巡る日々を送る。
モットーは、「やる気と勇気と根気があれば、不可能はない!」
ちなみに、岳はれっきとした本名。