暑い…今年の夏は暑かった。ていうかまだ暑い…この暑さは我々屋外で活動するカメラマンにとっては雨と同じくらい辛いものだ。そんな猛暑の中ゴルフ5レディースに行ってきた。例年なら“涼しい”フジサンケイクラシックに行っているのだが、今年から担当を外れたので女子に行くことに…
男子は石川遼の大会2連覇、園田俊輔とのバトル…行きたかったなぁ…ということで7年ぶりのゴルフ5レディース、今年は瑞浪カントリー倶楽部で行われた。今年も暑かったのだが、以前は8月前半に開催されていたのでもっと暑かった記憶がある。なんと言ってもこの地方は日本で一番暑い所…2007年には隣の多治見市での40.9℃という史上最高気温を記録した。この猛暑の中、飯島茜がプレーオフを制し今期2勝目を飾った。賞金ランクも3位に浮上、賞金女王を狙える位置に付けてきた。
2日目、9バーディーと猛チャージをみせた上原彩子が-9で単独首位に、一打差2位タイにイムウナ、飯島茜がつづいた。この日最高気温は38℃という猛暑、毎年夏場に体重が減り調子を崩す上原は体調管理に気を付けたことが功を奏し好調。“意識してなるべく食べるようにしています。今、どれだけ食べられるかが大事”と上原。
最終日、この日も35℃オーバーと真夏日、馬場ゆかり、若林舞衣らがスコアを伸ばし前半から混戦となったが上原が-12、飯島-12と並び勝敗はプレーオフに…
プレーオフ1回目はお互いパーで勝負つかず。カップの位置を切りなおしプレーオフ2回目、上原の2打目がグリーンに届かず…飯島はカップから3mのカラー付近に。上原が3打目もミス、飯島が3mのバーディーパットを決め勝負あり、今期2勝目を飾った。色白で夏に弱そう?な飯島だが中々、暑さにも強い。
優勝の飯島はこのコースで2007年大会でも優勝しており、ショットもパットも相性は抜群、フェアウェイに行くしパットもとにかく入るという。
上原とは同じ歳で仲がよく“お互い刺激し合いながら二人のどちらかで優勝が決まるといいねと話していました”。最近はお互いアドバイスをしたり、練習ラウンドを一緒に回ったりしているという。“コーチでもある父には相談しにくいこと、親子では中々素直に受け入れられないこともあるが、友人同士なら素直に受け入れられることも多い。それが良い結果に繋がっていると思う”また上原も飯島の父から指導を受けたりしているというが、仲の良い者同士お互い切磋琢磨とは何処の世界も同じであるようだ。
今大会、大山志保が怪我から復帰、優勝こそ成らなかったが9位タイ。試合感はだいぶ戻り“目標は優勝、次はもっと上へ行けるように頑張ります”
大山志保と並び今大会を賑わわせたのが、アマチュアの青木瀬令奈。青木の“美しすぎるキャディー”実は姉の茉里奈(カメラはみんなこちらにクギヅケ)。姉もプロテスト合格を目指す姉妹ゴルファーだ。大会期間中スポーツ新聞の紙面を賑わせていた。受け売り情報だが名前の由来は茉里奈が港のマリーナ、瀬令奈が音楽のセレナーデ。両親が音楽関係の仕事からか二人ともピアノが得意とか。文武両道の美人プロ誕生に期待したい。
ギャラプラではゴルフ5オリジナルブランドのシューズやウェアのアンケートに答えると素敵な商品が当たる。イベントが…
ゴルフシューズ体感コーナーでは厳密なサイズを図った上で一日体験で貸してくれる。実際シューズを履いて観戦し帰るときに返却、もちろんアンケートに答えなければならない。
2010年09月17日