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コラム カメラマンが行く!プロゴルフトーナメント

第53回 中日クラウンズをふり返る

第53回 中日クラウンズをふり返る

首位と2打差でスタートしたI・Jジャン。
首位と2打差でスタートしたI・Jジャン。

 淡々とした優勝シーンだった。まるで自分の優勝確定に気付いていない様な…いや、そんなことはないはず18番にはスコアボードもあるのだから…。最終組に遠慮したのだろうか?

 今年の中日クラウンズ、韓国のベテランI・Jジャンが昨年のリベンジを果たし優勝した。最終日、首位と2打差4アンダーでスタートしたI・Jジャン、最終1組前ということもあるのか淡々と安定したゴルフをこなし、9番バーディーで首位と1打差に。首位の白が9番ボギーを叩き首位に浮上。12番もバーディーを取り頭1つ出る。13番は惜しくもボギーが、16番でバーディーを決め最終18番はパーで上がる。18番グリーン上、この時ライバルの最終組は18番Teeに…S・コンランが16番をバーディーとし1打差と食い下がるが、コンランは17番ボギーで最終18番Teeに立っていた。この時点で2打差、18番は435ヤードのパー4のためイーグルを取らなければ可能性はない。が、ホールインワンを狙うようなものなのでまずそれも無い。I・Jジャン18番パーセーブでこの時、優勝はほぼ確定したわけだが、ガッツポーズどころか手を上げることもなく、帽子のツバに手を添えただけ…最後のシーンを狙っていた我々は肩すかしを喰らったようだった。女子では軽く会釈するだけの選手も多いが男子では珍しい。

J・Bパクの祝福を受けるジャン。
J・Bパクの祝福を受けるジャン。

 優勝会見では、「名古屋は大好き、ひつまぶしも大好き、和合も大好き」和合のどんな所が好きか?「全部好き、気持ち的に楽に回れる。ただ3番だけは嫌い、Teeショットが気持ち悪い感じ…」と誰もが恐れる難コースもこの男には楽々の様だ。

 ひつまぶしについては「昨年はひつまぶしを毎日食べてプレーオフで負けたので今年は1日だけにした、その代わり韓国料理でパワーを付けた」2年連続韓国選手が賞金王になっていることは刺激になったか?「みんな若いね、自分とSKホが一番おじさん(39歳)」チーム・コーリアを結成し?「韓国選手が勝つたびに祝勝会を開いている。昨年は韓国選手が8勝もしたのでお金がかかってしょうがなかった(笑)」 アメリカに居を構えているジャンは「本当はPGAツアーに挑戦したい、その前に日本でも賞金王を狙いたい」と淡々?と語った、今年、裴相文はアメリカに行ってしまった。韓国アラフォー旋風が吹き荒れるかもしれない。

優勝のジャンと記念写真に納まるキャディーの渡辺さん。こんなこと前代未聞、びっくりですね。
優勝のジャンと記念写真に納まるキャディーの渡辺さん。こんなこと前代未聞、びっくりですね。

 I・Jジャンのキャディーさん、実は臨時キャディーだったのだ。2日目、専属キャディーがインフルエンザで倒れたため。予選落ちしてしまった倉本昌弘の専属キャディー渡辺さんが急遽勤めることに。ジャンが上位争いをしていることに一度は尻込みしたが、是非!と乞われ引き受けることに…その結果がなんと優勝!キャディーの力か否か?キャディーの渡辺さんにとっても最高の1日だったに違いない。

2012年05月15日

コラムフォト

取材担当プロフィール

山之内 博章 やまのうち はくしょう (はっちゃんと呼ばれています。)
1967年2月24日名古屋市生まれO型の魚座です
ゴルフフォトグラファーをやってますが、他に人物や商品も撮ります。
特技?なんだろ?カラオケは大好き。

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