そろそろバラの季節だなあ、
今年の5月の「花紀行」はバラでいこうか、
なんて悠長に構えていたのですが…、甘かった!
今年は、かなりバラの開花が早まっているという情報を得て、
急いで愛知県東海市の元浜公園へ行ってまいりました。
駐車場から公園に入ってすぐのところにあるバラ園。
一歩足を踏み入れると、
風に乗って、ふんわりとバラのいい香りが漂ってきます。
見応えはありますが、
約100品種2,000株と聞いていたので、
意外とこぢんまりとしてるなあ、というのが第一感想。
一通り見終わって、バラ園の出口と思われるところで、
さらに奥へと誘うバラの小径が…。
↑道沿いには点々とバラが植栽され、
アーチも掛かっています。
これは行くしかありません。
↑池のほとりを通って、
↑噴水のある北園路に出ました。
ずうっと、バラと一緒の散策です。
↑園内にあった地図看板。
東側にある駐車場から西に少し入って北上し、
東西に伸びる北園路を西へ。
屋外ステージの裏を通り、南下すると、
スタート地点の駐車場はすぐそこ。
その間、ずっと道沿いにはバラ、バラ、バラです。
↑北園路から屋外ステージの裏へ続く道。
↑公園南側から運動場を眺めたところ。
バラ越しに、
広い芝生広場、アスレチック遊具が見えます。
さて、ここからは園内で出合ったバラたちをブロマイド(笑)でご紹介。
※紹介したい写真がたくさんあり過ぎて、選定に苦労しました(笑)。
まずは、立て札によって品種が分かったバラたちの一部です。
↑実在の人物や建造物の名前が冠されたバラたち。
左上から順に
クイーンエリザベス(英女王)、プリンセスミチコ(皇后陛下)、
ウルメールムンスター(ドイツの教会)、ルイ・ドゥ・フュネス(フランスの喜劇俳優)。
↑名前と、色や形状が合致するバラたち。
左上から順に
アイスフラワー、アプリコットネクター、
十六夜バラ、ブルームーン。
※十六夜バラは、立て札に「ロサ ロクスブルギープルナ」とありましたが、
満月から少し欠けたように見える花姿から付けられた
別名の「十六夜バラ」の方が分かりやすいため、この名でご紹介。
小ぶりでかわいらしい原種系のバラです。
↑左上から順に
キッスオブファイヤー、モダンタイムス、
友愛、ラブ。
「友愛」と「ラブ」は、両方とも花びらの表と裏の色が違います(ピンクと白)。
何かを象徴しているのでしょうか。
↑左上から順に
ムービースター、ピンクスパイラル、
サマークイーン、サマンサ。
カップ咲きや高芯咲き、平咲きなど、
いろんな咲き方のバラがみられて、本当に楽しいです。
↑左上から順に
ゴールドブロー、香澄、
アルテス’ 75、ノアシュノー。
アルテス’ 75は、中央部の花びらの巻き方がハート形に見えたので、
思わず激写してしまいました。
ここからは、
品種不詳のバラたちを、色ごとにグループ分けしてご紹介します。
↑朱~オレンジ。
どこか気品を感じさせる色合いですね。
↑オレンジ~黄~白。
心が和むような、親しみやすい雰囲気。
↑白~淡いピンク。
繊細で、はかなげな美しさです。
↑淡いピンク~ピンク。
このグループは、それぞれがまるでドレスみたいにも見えますね。
メルヘンチックなピンク色のバラには、
フリルのような花びらの品種が多いような気がします。
↑濃いめのピンク。
華やか、の一言です。
↑赤~深紅。
大人っぽくて、自然と引き込まれるような魅力があります。
写真の紹介はここまでです。
バラ園のバラは散りかけているものもありましたが、
散策路のバラたちはまだ楽しめそうでした。
まとまってバラを見られるという点でバラ園も良いのですが、
この公園の真骨頂は、散策路にこそあるような気がします。
ずずずいーっとバラが植際されている園内散策路には、
あちらこちらに水場やベンチがあって、
本当に気分の良い散策となりました。
元浜公園へ行かれる方は、くれぐれも、
入り口付近のバラ園だけを見て帰ってしまわないように
お気を付けくださいね。
取材日:2015年5月17日
元浜公園
東海市元浜町64-2
TEL:052-604-2034(東海市施設管理協会)
開園:午前9時~午後5時
※毎月第4日曜日にはフリーマーケットが開催されるそうです。
交通アクセス
○公共交通機関
名鉄・尾張横須賀駅から西北へ徒歩約10分。
○車
西知多産業道路「名和北」交差点より南西へ約7km(国道247号、同155号経由)。無料駐車場有り。
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。