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コラム 花紀行

名古屋市「千種公園」のユリ

名古屋市「千種公園」のユリ

湿気の多い季節になりました。

この時期に咲く花としてすぐに思い浮かぶのは、
アジサイ、ハナショウブ、ラベンダーなど、
数々ありますが、ユリも忘れてはいけません。

少し早いかな、と思いつつ、
近場で、気軽にユリを楽しめるところを求めて、
ユリ園のある千種公園(名古屋市千種区)へ。

緑豊かな千種公園には、野球場やテニスコート、子ども用遊具もあり、
総面積5万9400平方メートルあるそうです。

ユリ園は南側と北西側の合計2カ所あり、
メインは南側の花壇です。

↑まずは、南側のユリ園へ。

今年は、花を楽しむなら早め早めの行動が吉のようです。
もうすっかり見ごろを迎えていました。

周りには木陰やベンチがありますが、
花壇部分はスポットライトが当たっているように
日差しがきついので、晴れた日は日傘や帽子が必要ですね。

↑ユリ園について、千種土木事務所の方にお話をうかがったところ、
 毎年、少しずつ品種の数やレイアウトを変えており、
 今年は22品種、1万球のユリが植えられているそうです。

花の足元に名札が取り付けられているものが多く、
品種名が分かりやすくなっています。

↑元気な、黄色のユリたち。

左上から順に
イエローダイヤモンド、 パビア、 イエローウィン、 セベネス。

 

↑情熱的な、オレンジ~朱色のユリたち。

左上から順に
チェザーレ、 テバルディ、 トレゾール、 ネロ。

名前の由来はわかりませんが、
言葉の意味を調べて、由来を想像するのも楽しいです。

チェザーレはイタリアの男性の名前、
また、イタリアの著名なソプラノ歌手でテバルディという人がいました。

トレゾールはフランス語で「宝物」を意味し、
ネロはイタリア語で「黒」、または男性の名前に使われることも。

↑華やかな、濃いめのピンクのユリたち。

左上から順に
クイーンフィッシュ、 タランゴ、 レディラック、 ファンジオ。

↑さわやかな、薄ピンク~白色のユリたち。

左上から順に
ルノワール、 パーティダイヤモンド、 クーリエ、 ホワイトサウンド。

覆輪といっていいのかわかりませんが、
ツートンカラーのユリも。

↑ピンクと白のグラデーションが美しい
 クープレット。

花が真上を向いていることと、
花びらが開く角度が大きいため、
花心を除けば、ハスのようにも見えます。

↑名前がわからなかったユリ。

「ショッキング」という品種に似ているように見えますが、
黄色と赤色のグラデーションがゴージャスですね。
 

↑中には、1本の茎に9個もつぼみを付けているものも。
 生命力を感じます。

↑多くの品種が混ざって咲いていた一角。

「色とりどり」、「咲き乱れて」という表現がぴったりで、
本当に華やかです。

↑ユリの花について学べる看板も設置されていて、
 勉強になります。

この看板によると、
日本には15種類のユリの原種が存在し、
「古事記」にもその名が見られるそうですよ。

↑こぢんまりとした、北西側のユリ園。

適度な木陰がユリたちに涼を提供していました。

陰陽による花たちの表情の変化も楽しめて、
こちらはこちらの良さがあります。

当日は、雨上がりの快晴。

ユリ園上空では、
ツバメが数羽、追いかけっこをするように高く低く飛び回って、
さわやかで、気持ちの良いひとときを過ごせました。

取材日:2015年6月6日

DATA

千種公園

名古屋市千種区若水1丁目
TEL:052-781-5211(名古屋市千種土木事務所)

交通アクセス

○公共交通機関
地下鉄東山線・今池駅またはJR・地下鉄東山線・千種駅より
市バス千種11系統「砂田橋」行きに乗り、「北千種町」下車すぐ。
(今池駅2番出口から北東へ徒歩約15分)
※駐車場なし。

取材担当プロフィール

まころーど
名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。

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