朝晩は肌寒さを感じる日も増え、一気に秋めいてきました。
さて、
10月に咲く花といえば、何といってもコスモスですね!
今年は、
夏の猛暑や9月の台風の影響が心配されましたが、
ほぼ例年通りに咲いていると聞いて、
一宮市の「138タワーパーク」を訪ねました。
高さが138メートルもある
展望タワー「ツインアーチ138」
が目印の「138タワーパーク」は、
国営木曽三川公園の一角を形成する国営公園。
26万4000平方メートルある園内には、
バラ園やお花畑、芝生広場ほか、
わくわくスライダーやふわふわドーム、
もくもくパラダイスといった
子どもの遊び場や自然体験施設もあり、
大人も子どもものんびり楽しめるようになっています。
↑園内の案内板。
コスモスが植えてあるお花畑は、
ツインアーチ138から東に向かって
しばらく歩くとあります。
↑花畑のご案内。
「6品種、約7万株のコスモスが楽しめる」と書いてあります。
お花畑の面積は1500平方メートルあるそうですから、
結構見ごたえがあります。
↑お花畑とツインアーチ138。
まずは全景を把握しようと、
アーチとお花畑の両方を、横長のフレームに収めてみました。
これが、なかなか難しい。。。
(縦長なら、あまり苦労はしないんですが…)
画像のお花畑の左側に見える塀のようなものは「樹冠回廊」といい、
少し高いところから景色が楽しめる散策路になっています。
早速、登ってみました。
↑樹冠回廊から見たお花畑。
まさに「花のじゅうたん」状態ですね。
少し高い位置からの眺めを一通り堪能した後は、
間近でお花を楽しみます。
↑ダブルクリックという品種のコスモスたち。
色の出方や咲き方もいろいろあって、面白い!
↑同じくダブルクリック。
個体によっては、
カーネーションやダリアのように見えるものも。
↑こちらはカップケーキという品種。
花びら同士がくっ付いて、カップのように見えます。
↑同じくカップケーキ。
少し花びらの開きが広くなっていて、
切れ込みのある部分もありますね。
↑これもカップケーキ。
花びらのひだが深く、
バレエ衣裳のチュチュを逆さまにしたようにも見えます。
↑さらにカップケーキ。
平らな小鉢のような形で、
これはもうコスモスに見えません。
「こんなコスモスがあるんだ~」
という感嘆の声があちこちから聞こえていました。
↑こちらは、ドワーフセンセーションという品種。
一般のコスモスより背丈が低くて、
花びらが太い印象。
↑センセーションミックス。
一般的なコスモスです。
真ん中の色が濃くなっているものもあれば…
↑覆輪のように、花びらの縁に色がついているものも。
↑今が盛りと、風に揺れるコスモスたち。
↑こちらはイエローキャンパス。
淡い黄色から白のグラデーションが
優しい雰囲気ですね。
↑キバナコスモスのレモンブライトという品種。
キバナコスモスは一般的なコスモスとは同属別種で、
交配もできないのだそうです。
目が覚めるような黄色が鮮やかです。
↑咲きかけのつぼみ(左)と、咲き終わった花(右)。
隣り合っていたので、面白く感じて思わずパチリ。
今回はまさに見ごろという感じで、
たくさんのコスモスを見ることができました。
すでに散っている花、
まだまだこれから咲くつぼみもあり、
花が咲くところから散るまでを一度に見られて、大満足です。
ほかに、
ちょっとした散策路にも季節のお花がいっぱいで、
園内を歩いているだけでも楽しい気分になる公園でした。
また、
たくさんの種類の滑り台が楽しめる「わくわくスライダー」や、
屋外で飛んだりはねたりできる「ふわふわドーム」は、
子どもたちで大盛況!お子さん連れにもおすすめです。
11月4日(日)にはコスモスの刈り取り体験を予定。
無料でコスモスを持ち帰ることができるそうですよ。
(現地で受付後、ハサミを貸し出して下さるそうです)
取材日:2018年10月20日
国営木曽三川公園138タワーパーク
愛知県一宮市光明寺字浦崎21-3
TEL:0586-51-7105
開園:平日は午前9時半~午後5時、土・日・祝日と8月及び11月23日~12月25日は午後9時まで
※入園無料(ツインアーチ138は有料)
定休日:毎月第2月曜(8月と12月を除く/休日の場合は直後の平日)
※お花畑のコスモスは、平成30年11月4日(日)刈り取り予定。
(当日現地受付、無料で刈り取り&持ち帰れます)
交通アクセス
○公共交通機関
JR「尾張一宮駅」または名鉄「一宮駅」から名鉄バス「一宮市総合体育館」
行きに乗り「138タワーパーク」で下車。
○車
東海北陸自動車道・一宮木曽川ICから北東へ約3.4km。
※無料駐車場有り(900台)。
- まころーど
- 名古屋生まれ、名古屋育ち。
季節の移り変わりを観察するのが大好きなアラフィフ世代。新聞記事制作や、出版社にてガイド本等の制作経験あり。
現在は、旅や町ネタに関する記事を執筆しています。観光や販促のお手伝いも。