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コラム 熱湯コラム「いで湯のあしあと」

岐阜・板取川温泉

岐阜・板取川温泉

 11月の初旬、鮎の季節が今月で終わるから、食べ収めに行こうと友人に誘われた。
この近辺で鮎といえば、岐阜県・洞戸ヤナが有名である。食べ収めと言っても、鮎のフルコースは初体験。しかも、この時期産卵期を迎える「落ち鮎」は、卵がいっぱいつまった大きいものが堪能できるらしい。洞戸へ行くなら、温泉も一緒に行っちゃおう!ということになり、落ち鮎温泉ツアーと称し(名付けるほどでもないけど)、二人で出発した。

 国道156号線をひたすら直進し、途中で256号線に入る。信じられないくらいクリアな水が流れる板取川と平行して走り、曇ってはいるが山の中を気持ちよくドライブ。このキレイな水・・・。大量の鮎が生息しているのも頷ける。なぜか場違いなところに造られちゃった(?)自由の女神を横目に、今日はミスチルを熱唱しながら約1時間半。洞戸に到着した。

 席につくなり、塩焼き用のピチピチした鮎が8匹も出てきた。目の前のグリルで、好きなように焼いていく。多めに振った塩で焼かれた鮎は、身と骨がきれいにはがれるほどに新鮮。

 熱々の焼きたてを次々とほおばった。美味しい!!!
くぅ~・・・・・・ビール飲みてぇ!!
しかし、車で乗っけてもらって来ている以上、ここで私だけビールを頼めば、女の友情に亀裂が入る・・・だから、仕方なくあきらめた。隣のテーブルのおばちゃん団体が、ビール片手に鮎の塩焼きをほおばっているのを横目に、「やっぱ鮎にはお茶でしょ!」と強がりながら、
鮎、お茶、鮎、お茶、鮎、お茶、鮎・・・。
4匹の塩焼きと、フライと刺身と甘露煮と干物と、シメには鮎雑炊。どうしよう、明朝起きて鮎になってたら・・・と思うほど次々と、卵でお腹がぱんぱんに張った落ち鮎を、実に8匹強も平らげてしまった。

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取材担当プロフィール

みなもといずみ
近場から遠出まで、行く先々に温泉マークを見つければすぐに飛び込んでしまうほどの温泉女。出張先ですら、温泉があればタオルとパンツを持ってでかけます。女である以上、温泉に癒される人生は永遠です。行き当たりばったりの旅が大好きな私のあこがれは、スナフキン。点々と旅を続けながらいで湯を求め、足あとを残していきたい!

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