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コラム 熱湯コラム「いで湯のあしあと」

岐阜・馬瀬川温泉

岐阜・馬瀬川温泉

 10月のよく晴れた連休。
あああぁぁーーーーー・・・・・・ヒマだ・・・。
連休だってのに。こんなに快晴だってのに・・・・・・。

 いてもたってもいられなくなって(時間にビンボー症な私、のんびりできないタチなんです)、タオルとパンツをリュックにつめて、バイクにまたがった。まだ昼前だし、時間も早い。今から行っても間に合うはず・・・。

 思い立って行く場所は、毎冬ボード帰りに95%の確立で立ち寄る、下呂市・飛騨金山にある馬瀬川温泉。我々の仲間ウチでは、「今日も馬瀬(まぜ)る?馬瀬(まぜ)らない?馬瀬(まぜ)れば?」なんて、五段活用までされるくらい頻繁に行く温泉である。41号線から飛騨金山で岩屋ダムへ向かう山道を、くねくねと曲がってひたすら進む。真冬は一面雪に覆われるため、一人では行く気にもなれない場所にあるが、今の時期はさすがに美しい。少し早めに紅葉しかけている木々も目に付く。

 岩屋ダム近隣で、美しい景色をデジカメに収めながらやっとたどり着いた。馬瀬川温泉は、2種類の温泉施設がある。手前にある「美輝の湯」と、少し坂を上がった場所にある宿泊施設も兼ね備えた「スパー美輝」。前者はどちらかといえば地元の人用、後者は遠方からの客用である。「美輝の湯」は、洗い場が3箇所と露天のみ、「スパー美輝」は15種類のお風呂から成る、スーパー銭湯的な機能を持つ広い温浴施設である。

 用途も違い、どちらもそれぞれの良さがあるが、我々が通常行くのは圧倒的に地元用の「美輝の湯」が多い。300円(!)という安さが一番の理由ではあるが、ローカル臭ぷんぷんの温泉というのが、我々のリピート率を高めている。湯質も「スパー美輝」と同じで、ほとんど地元人しか利用しないため、狭いわりに貸し切りの可能性が高いというのも、また魅力のひとつである。10年ほど前から行き続けているが、10年来300円という値段は変わっていないし、私の記憶の限りでは、受付も同じおじいちゃんのままである(はず)。すぐ隣に併設されている道の駅では、温泉スタンドもあって、地元人が汲みに来たりしている。

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取材担当プロフィール

みなもといずみ
近場から遠出まで、行く先々に温泉マークを見つければすぐに飛び込んでしまうほどの温泉女。出張先ですら、温泉があればタオルとパンツを持ってでかけます。女である以上、温泉に癒される人生は永遠です。行き当たりばったりの旅が大好きな私のあこがれは、スナフキン。点々と旅を続けながらいで湯を求め、足あとを残していきたい!

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