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コラム 熱湯コラム「いで湯のあしあと」

岐阜・長良川温泉

岐阜・長良川温泉

 記録的な長梅雨が明けて、やっと夏がやってきた。
新聞やニュースを見ると、短い夏を少しでも楽しもうと、遊園地や近所のプール、海はイモ洗い状態。
ぎらぎらと照り付ける太陽の下、隣人とのクリアランスはわずか10cmほどのプールに、人が浮かんでいる・・・これってホントに涼しいのか?

 お盆はどこに行っても混んでいるけど、それでも出掛けたい人は日帰り温泉に行くべし。
たいてい真夏の真昼間から、熱いお湯につかりたいなんて人はあまりいないので、すごく空いている。でも宿泊するとなると、部屋はすでに満室。しかしせっかくの休みだし、どっか行きたい!しかも空いてるところがいい!それでいて、ゆったり涼みたい!なんて人には、夏の日帰り温泉というのは、なかなかの盲点なのである。そういや、昨年の夏も猛暑の中、京都の日帰り温泉に行ったなぁ・・・。

 帰省した妹が行く当てもなくうだうだしていたので、家族総出で長良川温泉へ繰り出した。
長良川温泉って1時間圏内ですごく近いけど、実は岐阜県内でも結構有名で、『にっぽんの温泉百選』にも選ばれていたりする。清流が流れる長良川と、深緑色の木々に包まれた金華山の頂上にそびえ立つ岐阜城。こんなスバラシイ自然景観を近くに拝めるのだから、それも十分うなずける。

 長良川河畔には、いくつもホテルや旅館が点在している。そしてウレシイことに、それらのほとんどが「昼食付日帰り入浴プラン」なるものをやっている。あれこれウェブで検索し、展望露天風呂が今春リニューアルしたばかりという、ホテルパークの「季節のミニ会席プラン」を選んだ。

 到着したら、10畳くらいの小奇麗で明るい個室に通された。目の前は長良川。
早速食事が運ばれてきた。前菜、お造り、鮎の塩焼き、夏野菜の揚げ物、炊き合わせ、鰻の鍋物、ご飯、お吸い物、果物・・・「ミニ会席」の割にはしっかりとしてボリュームがあり、父なんかはビール片手に大満足である。お子様弁当も結構立派で、コドモたちも大満足である。

 しばらくの間各自ダラダラした後(これだから個室ってステキ)、早速お風呂へ。
ここの旅館の最上階に、展望風呂「山の湯」(内湯)と、露天風呂「川の湯」がある。露天風呂は、建物の屋上にあり、専用エレベーター(定員3名)で上がって入る。全裸でエレベーターに乗るってのもなかなか経験できるものではないが、まずは露天風呂へ直行した。最上階にある露天風呂からは最も近く金華山が眺められ、反対側にはビミョーな距離で、河畔でBBQをしている若者たちを見下ろせる・・・。山川からのそよ風が心地よく、真昼間でも全く暑くない。少なくとも、イモ洗い状態の海よりずっと涼しい。

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取材担当プロフィール

みなもといずみ
近場から遠出まで、行く先々に温泉マークを見つければすぐに飛び込んでしまうほどの温泉女。出張先ですら、温泉があればタオルとパンツを持ってでかけます。女である以上、温泉に癒される人生は永遠です。行き当たりばったりの旅が大好きな私のあこがれは、スナフキン。点々と旅を続けながらいで湯を求め、足あとを残していきたい!

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