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コラム 熱湯コラム「いで湯のあしあと」

三重・湯の山温泉

三重・湯の山温泉

 12月に入り、暖冬だと思っていたら先週あたりから突然どかっと寒波がやってきた。
寒い、さむい、サムイ・・・。
慢性末端超冷え性の私。この血色が悪くなった指先を生まれたてのピンク色にしてくれるものはただひとつ。あぁ・・・、温泉が私を呼んでいる・・・・・・。

 最近岐阜やら信州方面ばっかり行っていたので、久々に三重県に目を向けてみよう!
以外とあまり知られていないが、実は三重県も温泉の宝庫である。桑名から熊野まで、なんたってあれだけ長い三重県だから、様々な種類の温泉が点在する。海もあれば山もあり、以外に身近に多種多様な温泉がたっくさーんあるのだ。三重なら本当は、志摩か鳥羽あたりで一泊して、フレッシュなシーフードを味わいながら、海沿いの温泉につかりたいところだが、今回は近場にする。日帰りで行けるところを探し、湯の山温泉入り口にある片岡温泉をチョイスした。

 名古屋から東名阪で1時間ほど走ると、御在所岳が目の前に広がってくる。冷え切った空気と青空が、山間の輪郭をくっきりと映し出す。山のてっぺんをよく見ると、先日の雪が残っているのだろう、うっすらと白いものがかかっているのが見える。この日は風がとても強く、高速を走っていると車ごとコケそうな勢いである。外は見るからに寒々としており、ぴゅーぴゅーと吹く激しい風の音に比例して、私の温泉気分がどんどん高まってくるのであった。

 四日市インターを降り、ひなびた国道を走って約30分。湯の山温泉の古い看板がぽつぽつと目につく中、『源泉100%掛け流し』の文字が目にとびこんできた。何箇所かある湯の山の温浴施設でも、片岡温泉を選んだのは、源泉100%掛け流しに惹かれたからである。もちろん、100%掛け流しなんて、全国に至る所にあるのだが、ここは特に「ホンモノ」の匂いがする。

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取材担当プロフィール

みなもといずみ
近場から遠出まで、行く先々に温泉マークを見つければすぐに飛び込んでしまうほどの温泉女。出張先ですら、温泉があればタオルとパンツを持ってでかけます。女である以上、温泉に癒される人生は永遠です。行き当たりばったりの旅が大好きな私のあこがれは、スナフキン。点々と旅を続けながらいで湯を求め、足あとを残していきたい!

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