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旅の達人 招き猫ミュージアム マネージャー 鈴木絢子さん 招かれて、福呼ぶ猫が住まう瀬戸

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招き猫ミュージアム
マネージャー
鈴木絢子さん

お知らせ

営業時間/10:00~17:00(ご入館は16:30まで)
定休日/毎週火曜日(祝日は営業)
入場料/大人300円、大学・高校生200円 中学生以下は無料
染付体験/400円~1,200円(お問い合わせ 0561-21-0345)
※詳細は招き猫ミュージアムのHPをご確認ください

陶器の干支が飾られた橋は自分の生まれた町を実感させてくれる大好きな景色です。

陶器の干支が飾られた橋は自分の生まれた町を実感させてくれる大好きな景色です。

 右手で“お金”左手で“人”を招き、愛くるしい表情で多くの人に親しまれている「招き猫」。やきものの町・瀬戸も招き猫と縁の深い場所の一つです。今回は全国でもめずらしい「招き猫ミュージアム」で瀬戸と招き猫との出会いについてお話をうかがいました。

日本最大級の招き猫専門博物館
 江戸時代に誕生したと言われている招き猫は、福を呼ぶ縁起物として長く人々から愛されています。瀬戸では明治30年頃から縁起物・奉納用の置物として、招き猫づくりが始まりました。全国の陶磁器の産地の中で一番最初に量産招き猫を作り始めた場所でもあるんですよ。
 招き猫ミュージアムでは「日本招猫倶楽部」の世話役を務める板東寛司・荒川千尋ご夫妻が全国から集めたコレクション数千点を展示しています。なじみ深いものから、一風変わったものまで、壁一面、天井までずらりと並ぶ様々な招き猫をお楽しみいただけると思います。

写真

 一階のギャラリーでは瀬戸を始め、全国のキャットアーティストが作る作品を販売しています。お越し頂くお客様も猫好きの方が多いので話も弾み、そうして広がっていく人の輪をありがたく大切に感じています。

猫の祭典「招き猫まつり」やきものに親しむきっかけに
 小学校の頃の話ですが、町の中心を流れる瀬戸川が工場から流れる粘土を含み白く濁っていました。数えきれないほど林立する煙突から煙が立ち上り、その景色が好きだった事を覚えています。今は川が白く濁る事はありませんが、窯垣(かまがき)や川にかかる橋のやきものの欄干(らんかん)など、町全体がやきものに携わる人の手で作られていることが実感でき、そこがまた素敵だと思います。
 瀬戸では9月29日に“来(9)る福(29)”のゴロに合わせて毎年「招き猫まつり」を開催しています。日本中から創作招き猫作家とファンが集まり、みんな猫のメイクや仮装を楽しみ会場は大盛り上がり。ぜひ猫好きもそうでない方も、招き猫を通してやきものの魅力や瀬戸の町の良さを知ってもらえれば嬉しいです。

地元の歴史を勉強するために訪れていた中学校の生徒たちも聴講。解説は学芸員の井上美香さん。彼女もまた招き猫のことを知り尽くした達人だ。

地元の歴史を勉強するために訪れていた中学校の生徒たちも聴講。解説は学芸員の井上美香さん。彼女もまた招き猫のことを知り尽くした達人だ。

今年も9/28・29に行われる「招き猫まつり」。無料でフェイスペイントもしてくれる。

今年も9/28・29に行われる「招き猫まつり」。無料でフェイスペイントもしてくれる。

おすすめ! お土産の達人
招き猫染付体験
素地に絵付けをしてオリジナル招き猫を作成。小鉢やポットなど日用雑貨の染付も楽しめます(団体のお客様のみ要予約)
 

2013年07月

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