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日本大正村理事・景観部 山内 孝次さん 建物も人情もふくめて大正村 懐かしさと新しさを見つけて

バックナンバー インタビュー一覧日本大正村理事・景観部 山内 孝次さん

[恵那市]
日本大正村理事
景観部
山内 孝次さん

お知らせ

日本大正村/入村無料

4館共通入館券
 大人(高校生以上)…500円
 小・中学生…300円
大正ロマン館/
大正時代館(喫茶天久)/
大正村資料館/おもちゃ館

※詳細についてはHPをご覧ください。

日本大正村
0573-54-3944
http://www.nihon-taishomura.or.jp/

 大正時代はわずか15年というとても短い間でしたが、さまざまな主義や風潮が生まれ、多くの文化の基礎が形作られた時代でした。岐阜県恵那市にある日本大正村は、まち歩きを楽しみながら大正時代の面影に触れることのできる場所です。今回はそんな大正村で理事を勤める山内さんに、見どころや町づくりに込めた思いを聞きました。

伝えたい大正のイメージと心 郷愁を感じてもらえる町づくり

外観写真

 かつて蚕糸を産業として栄えた恵那市明智町。日本全土に押し寄せた近代化の波は、この町の景色も大きく変えていきました。そんな時代の名残を感じる洋風の近代建築と、宿場町として栄えた日本の伝統建築を一つの町の形で見ることができる。それが日本大正村の魅力です。

 「町をそのまま大正の博物館に」。そんな思いで町おこしのために始まった大正村でしたが、人々が暮らす町を観光地として開かれた場所へすることに、問題も少なくありませんでした。しかし有志がボランティアで町の活性化のために取り組み、展示や町並みを整備してくれているおかげで、当時の風情を感じてもらえる環境が作られていると思っています。

 私自身、数年前に体調を崩し、そのリハビリも兼ねて草むしりやゴミ拾いを始めたのですが、この場所を魅力ある町にするための基本的な事を学べたような気がします。

 最近では地元の中学校、高校の生徒たちもボランティアに参加してくれているんですよ。そんな人の輪の中で私たちが伝えたい“心”が育まれていると思います。そうした地域を思う気持ちが町おこしの力になるのではないでしょうか。

2代目村長・司葉子さんが提案したバラ園に囲まれた大正ロマン館。
300年以上の歴史を誇る旧三宅家も見学することができる

2代目村長・司葉子さんが提案したバラ園に囲まれた大正ロマン館。300年以上の歴史を誇る旧三宅家も見学することができる

開村から続くビッグイベント クロスカントリーも好評

大正村と山間部を駆け抜ける「日本大正村クロスカントリー」。今年で32回目を迎える

大正村と山間部を駆け抜ける「日本大正村クロスカントリー」。今年で32回目を迎える

 日本大正村を起点に最長10マイルのコースを走る「日本大正村クロスカントリー」も今年で32回目を迎えます。大正ロマン漂う中馬街道の景色はランナーの皆さんからも大好評。また豊かな自然が広がる明智はトマトやりんごといった作物も美味しいですからね。そういった魅力も味わって頂けると嬉しいですね。

 観光を楽しんでもらうには、ただ古い物を集めて見せるのではなく、歩いて触れて感じてもらうことが大切だと考えています。そのためにも町を使ったさまざまなイベントを企画しています。どこか懐かしさを覚える場所がきっとある、そんな日本大正村へぜひ一度遊びに来てください。

おすすめ! お土産の達人
お土産
水彩で描かれた町の風景を楽しめる日本大正村絵葉書セット(6枚入り)…410円
トマトジュース(右)…1080円
私のりんごジュース(左)…650円

2016年01月

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