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[三重県松阪市] 有限会社 野瀬商店 野瀬 寿代さん 地産の作物がつなぐ地域の輪 嬉野の魅力を全国に伝えたい

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[三重県松阪市]
有限会社 野瀬商店
野瀬寿代さん

お知らせ

有限会社 野瀬商店
営業時間/10:00~18:00
定休日/月曜日
手作りとうふ教室(予約制)
教室・食事セットあり

0598-42-2521
http://www.ureshino-toufu.jp/

嬉野に広がる大豆畑

嬉野に広がる大豆畑

 伊勢湾に注ぐ雲出川の支流、中村川に沿い広がる嬉野。のどかな農耕地が広がる町は三重県中部に位置し、交通の分岐点となっていることから暮らしやすく移住する人も多いそう。そんな嬉野で古来の味を復活させ、美味しいとうふと地域の魅力づくりを行う野瀬寿代さんに、お話を伺いました。

三重県固有の在来種に着目 地域の活性化にも期待

 「地元の地大豆を使って、安全で美味しいとうふを作りたい」という想いから嬉野大豆は生まれました。大豆には300以上の種類があるのですが、近年のとうふ作りは生産性を考え、輸入大豆を多く使っています。そんな時、国産大豆に目を向けたのが先代の父でした。

 大学で生物資源を学んでいた私もプロジェクトに携わるようになり、三重大学の大学院へ。交配を試す作業が一年に一度しかできないことや、自然環境の中で他種と原種が混ざらないようにするための苦労もありました。しかし、三重県固有種の在来大豆を譲り受けてから12年。美里在来という品種をもとに、とうふづくりに適した嬉野大豆を作ることができ、完成した旨味深い嬉野とうふに手応えを感じています。

 嬉野には地域で出資して立ち上げた権現前営農組合があり、ここの販売所でも嬉野とうふを販売しています。若手が中心となり地域を盛り上げようととても活気に満ちていますので、そうした盛り上がりの一つとなるよう、私も嬉野大豆の味を全国に向けてPRしていきたいと思います。

嬉野大豆(右)をはじめ、国産大豆を使用した製品が並ぶ店内。

嬉野大豆(右)をはじめ、国産大豆を使用した製品が並ぶ店内。

地場の食材は美味ばかり 観光とともに楽しんで

 嬉野は各方面へのアクセスもよく、住む場所としてはとても良い場所だと思います。少し足を伸ばせば松阪の町が広がり、松阪城址や風情ある城下町、松阪もめんなどの工芸品も人気ですね。あとは言わずと知れた松阪牛。そういった名産だけでなく、地域で何気なく食されている地場の食材も美味しいものばかり。そんな美味いもの巡りも三重の旅の楽しみになるのではないでしょうか。

毎年10月に行われるえだまめ祭り。収穫したての豆も美味。

毎年10月に行われるえだまめ祭り。収穫したての豆も美味。

 最近ではとうふ作りを小学校に教えに行くこともあります。科学の実験にも似ているためみんな興味津々。既製品が苦手な子でもできたてのとうふは美味しいと言ってくれますね。地域の特産を知ってもらうきっかけにもなればと思っています。ご予約いただければお店でもとうふ作り体験ができますのでお気軽にお問合せください。

おすすめ! お土産の達人
お土産
①ソイマドレーヌ各種…1個 185円
②ソイクッキー各種…1個 226円
③黄奈粉90g 340円
⑤煎り大豆80g 216円
④げんこつ飴130g 324円
⑥甘納豆喜嬉70g 370円
(価格はすべて税込)

有限会社 野瀬商店
0598-42-2521

2017年06月

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