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歴史ロマン溢れるドイツの魅力 中部国際空港から週3便、直行便が出ているドイツ。ヨーロッパの中でも、人気の観光地がいっぱい。グルメやビール、自然、サッカー、自動車…楽しみ方はいろいろあるけど、やっぱり一番は歴史的なロマンに触れる旅だ。 今年名古屋就航25周年を迎えるルフトハンザドイツ航空で、中世物語の世界へ出かけてみませんか。

中部国際空港から週3便、直行便が出ているドイツ。ヨーロッパの中でも、人気の観光地がいっぱい。グルメやビール、自然、サッカー、自動車…楽しみ方はいろいろあるけど、やっぱり一番は歴史的なロマンに触れる旅だ。今年名古屋就航25周年を迎えるルフトハンザドイツ航空で、中世物語の世界へ出かけてみませんか。

物語の世界に誘われるライン川・ドナウ川クルーズ

 ドイツへ行くなら一度は体験したいのが、ライン川クルーズ。のんびりとした時間の中で、自然豊かな風景と、次々現れる古城の競演が楽しめる。

 市民に「父なる川」の呼び名で親しまれてきたライン川。実際に川辺に立つと、向こう岸が遠く感じる川幅と、悠々とした水量に圧倒される。

 川下りがスタートすると、右に左に、時には川の中州にも、驚くほどたくさんの城を見つけることができる。ゆったりと進む船ならではだ。ライン川は昔から交通の要衝であり、通行税を取るために多くの王様がライン沿いに築城した。現在はユースホステルとして使われている城もあるという。泊まってみるのも興味深い。ほかにも、ローレライ伝説となった岩山も、クルーズの必見ポイントの一つ。

 南から北へと縦断するライン川に対して、「母なる川」ドナウ川はドイツ南部を東へと横切って流れる。中欧のイメージが強いが、水源はドイツのシュバルツバルト(黒い森)。ヨーロッパではヴォルガ川に次いで2番目に長く、河畔には古くから、レーゲンスブルクなど美しい町が築かれてきた。こちらも遊覧船に乗ることができ、緩いカーブを描く流れに身を任せると、風と緑が心地よい。

都市の間をゆったり流れるドナウ川

都市の間をゆったり流れるドナウ川

ライン川の広大な流れ

ライン川の広大な流れ

イラスト

かわいらしいローテンブルクの街並み ローテンブルクの名物菓子シュニーバル

かわいらしいローテンブルクの街並み/ローテンブルクの名物菓子シュニーバル

 日常を離れ、物語の世界に連れて行ってくれるのは、ドイツの町も同様。特に、城壁に囲まれたローテンブルクは、中世の面影をほぼそのまま残している。
石畳の道に、赤い三角屋根の家が並ぶ様子は、まるで絵本の中に迷い込んだみたい。お店の吊り看板は、動物や食べ物がアンティーク調で描かれ、見ているだけでおもしろい。名物のお菓子、シュネーバルは丸い硬めのドーナツで、見た目もかわいい。街中にいくつかお店があり、食べ歩きもできる。

4つの名城を歩く

人々を魅了する城の美

 一口に城といっても、個性は様々。軍事的拠点の「ブルク」と政治的な「シュロス」、言葉も使い分けられている。歴史や背景を知ると、その魅力はさらに増す。

ノイシュバンシュタイン城

 ドイツで最も美しいと言われるノイシュバンシュタイン城は、おとぎ話に出てくるお城のイメージそのもの。白亜の壁は、「シュバン(白鳥)」の名にふさわしく繊細で優雅。19世紀のバイエルン国王ルートヴィヒ2世が、中世への憧憬を思う存分詰め込み形にした。城内は、ガイドツアーで見学可能。麓から城へは馬車に乗ることもできる。

ノイシュバンシュタイン城
ホーエンツォレルン城

ホーエンツォレルン城

 ノイシュバンシュタイン城とは対照的に、男性的な力強さを感じさせるのがホーエンツォレルン城だ。山の頂で雲海に包まれた姿はまさに天空の城。プロイセン王を輩出したホーエンツォレルン家が発祥の地に建てた城で、現在も子孫が所有しているという。王冠などゆかりの品々が飾られた宝物庫も見る価値あり。

エルツ城

 エルツ城は、築城開始から850年以上戦禍を免れ続け、国内でも珍しく昔のままの姿を伝えている。後期ロマネスク様式の居住部分には、実際に人々が使っていたのと同じ状態で家具などが置かれている。

ハイデルベルク城

 一番有名な城跡、ハイデルベルク城も見逃せない。プファルツ選帝侯の居城として13世紀前半に造られたとされる。長年にわたり改築が行われたため、建物によってゴシック、ルネッサンス、バロックと様式は様々。17世紀終わりに戦争で破壊されたが、復元せずに保存されており、歴史の流れに浸ることができる。地下には世界一大きいワイン樽があり、容量は何と22万リットル!上って大きさを確かめてみてほしい。

ハイデルベルク城

 いずれの城も山頂もしくは山腹にあり、さえぎるもののない絶景が楽しめる。はるか昔に王様も眺めた景色だと思うと、味わいは格別だ。

個性豊かな周辺都市も見所

 ドイツ南部へ旅をするなら、ライン川を挟んだフランス・アルザス地方も訪れたい。ゲルマンとラテンの両文化が融合した町並みと、ブドウ畑の広大な緑が織りなす絵のような景色。パリなどの都会と違う、フランスの素朴な一面に出会うことができる。

肉やキャベツを使った郷土料理

肉やキャベツを使った郷土料理もおすすめ

 中心都市のストラスブールは、ライン川の支流イル川に囲まれた旧市街の散策が楽しい。川沿いに、木骨組みの伝統的な家々が続く。世界遺産に一つの建造物だけでなく、街の一区域が登録された初のケースというのも納得だ。遊覧船の運河めぐりで、水上から眺める町並みも美しい。
 街のシンボルで、市民にも観光客にも人気のノートルダム大聖堂は高さ142m。1874年までは世界一の高さを誇った。からくり時計が動くのは一日一度、12時30分だけ。時間が合わなくてもがっかりせず、塔の展望台に挑戦してみてほしい。332段のらせん階段を上ると、旧市街を一望できる絶景が待っている。

 コルマールは、パステルカラーの民家が並ぶかわいらしさがぎゅっと詰まった町。春から秋にかけてはカラフルな花であふれ、晩秋から年末にかけてはクリスマスマーケット一色に。訪れる時期によって、異なる魅力がある。
 アルザスはボルドー、ブルゴーニュと並ぶブドウの名産地。忘れてならないのがワインだ。フルーティな香りときりっとした飲み口は女性にもおススメで、お土産にもぴったり。

イラスト

企画・制作/中日新聞広告局

2016年03月16日

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