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台北 パンダめぐる『対立』

2008年10月11日

 中国から台北市立動物園にやってくる予定のジャイアントパンダをめぐって、台湾ではいくつもの「対立」が噴出している。

 中国側の行為が「寄贈」か「貸与」か。中国から台湾へのパンダの“引っ越し”は「国内事務」なのか、輸出入の手続きが伴う「国際事務」なのか。

 さらに、台湾史上初のパンダの搬送権を獲得しようと航空会社二社がしのぎを削る。わが社はコアラ、当方はキリン-過去に貴重動物を扱った実績を強調、「料金の割引可、ただでもOK」と争奪戦が白熱している。

 そもそも貴重な野生動物の国際取引を規制するワシントン条約に触れないのか、触れるのか。

 これらの対立を尻目に、台湾紙に載る中国・四川のパンダの写真は屈託がない。常套(じょうとう)句だから使いたくはないが、あえて当のパンダに成り代わってひと言。「早く白黒つけて」 (栗田秀之)

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