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カイロ 時の人とのお宝写真

2008年09月30日

 エジプトの元駐日大使ヒシャム・バドルさんは日本語ペラペラの外交官だ。カイロの外務省で会ったら、日本で7月末に出版した自著「スフィンクスと日本刀」を贈られた。

 日本人とエジプト人の精神文化の共通点が主なテーマ。パレスチナ問題も、わかりやすく書いてある。カラオケを愛する人らしく、「高倉健の『唐獅子牡丹(ぼたん)』に『義理が重たい男の世界』というフレーズがあるが、外交官の世界も義理が重たい」といった記述も。

 巻頭写真は見逃せない。昨年夏までの大使時代に著名人と撮影したスナップである。

 小泉元首相はアラブ風ずきんと伝統衣装姿で、ノリがよい。山本寛斎氏はじめ、他の写真の面々がみなニッコリ写っているのと対照的に、笑っているように見えないのが福田首相と相撲協会の北の湖前理事長。なぜか二枚、並んで掲載されている。

 今となっては、ちょっとした「お宝」という趣も、なくはない。 (内田康)

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