2008年10月10日
日本がタヌキなら、英国はキツネである。政治家の話ではない。住宅地に出没する野生動物だ。
深夜に帰宅する時など、よく遭遇する。まだ木の葉でだまされたことはないが、本当に悪さをする。生ごみの袋を食い破り、派手に散らかすのだ。日本ならカラスの役回りだ。
それだけなら、ごみを朝出すようにすれば防げるのだが、拙宅の敷地に定期的にふんをするようになった。これには参った。
キツネよけの妙案はないのか。ネットで調べたところ、二つほどあった。その一。家の外周に立ち小便をするといいらしい。人間のにおいで警戒させるアイデアだ。でも、犬じゃあるまいし…。
その二が、ライオンのふんの成分が入った錠剤をまくこと。野良猫よけにそういう製品が出回っているのだ。キツネ退治にライオンとは、なんだか寓話(ぐうわ)じみてきた。 (星浩)