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ソウル 車のない日は大渋滞

2008年10月31日

 ソウルで「車のない日」があった。といっても都心の一部区域を乗用車通行止めにするだけ。代わりに市内のバスと地下鉄が、始発から午前9時まで無料になった。

 事実上、環境問題を考える機会づくりだが、行政が車の代替として力を入れるのが自転車だ。都心の鍾路区は当日、自転車の無料貸出所を開いた。午前8時から午後5時まで、名前を書けば誰でも利用できる。担当の区職員は「お金を節約できて、健康にもいい」と効用を力説したが、取材に行って利用者が多いという雰囲気はなかった。

 韓国で自転車はまだまだマイナーな存在だ。見えっ張りな国民性からか、自動車は大型車が人気で軽乗用車は少ない。自転車はスポーツ用が専らだ。日本のように生活に根付いているとは言えない。

 実際に「車のない日」は交通警察官の笛が鳴りやまず、大忙しだった。周辺道路はいつもより大渋滞していた。 (築山英司)

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