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北京 放送も商機も逃さぬ

2009年01月27日

 国営中央テレビでブルース・リーの連続ドラマが放映された。伝説の英雄に容姿を似せた人気俳優が「アチョー」と激しく演じる。珍しく血のほとばしる格闘シーンもあり、なかなか面白い。

 ただ、中国のドラマは夜の時間帯でも日本の昼ドラのように、毎日放送する。しかも一日に二本。毎日は見ていられない。ビデオを買おうと電器店を回ると、再生専用デッキばかり。録画機能付きは異常に高く、店員も売る気がない。

 「中国人はテレビを録画しないの?」。友人に尋ねると、答えは明快。「多くの中国人は残業せずに帰宅するので、いつも番組が見られる」。もし見逃したら? 「すぐに違法DVDが十元(約百五十円)で出回る」

 『崖(がけ)の上のポニョ』『CHANGE』など日本の映画やドラマの違法DVDもすぐ出回る国だけに納得?した。友人に「日本のドラマは週一本の放映だ」と教えると、「日本人は我慢強い」と感心された。 (平岩勇司)

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