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安東 一夜にして賓客用!?

2009年09月07日

 目的地の村に着いたのは夕方だった。朝鮮王朝時代の支配階級、両班(ヤンバン)や儒学者が住んだ韓国南部、安東(アンドン)市の河回村(ハフェマウル)。入場料を払って見学する伝統家屋には今も人が暮らし、観光と生活が同居している。

 30軒以上が民宿を兼ね、1泊5万ウォン(約4000円)前後で利用できる。雰囲気のいい一軒を選んだ。テレビはない。遠くに村人の会話を聞きながら過ごす一晩、時間がゆったりと流れた。

 地元の人によると、交渉すれば「民宿」という看板のない民家の一部にも泊まることができるという。

 ところが、「2008年10月1日、ペ・ヨンジュンさんが一晩すごしました」と、証拠写真と案内文を掲げる、ある有名な邸宅を訪ねると即座に「この部屋なら30万ウォン(約2万2000円)です」。

 案内を見た、ほかの韓国人観光客も同じことを質問していたが、高級ホテル並みの宿泊料に、この家だけは「VIP用」と納得。

 (福田要)

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