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台北 競演の締めは供宴で

2009年10月05日

 台北でアジアでは初めて開かれた聴覚障害者の国際総合スポーツ大会、第21回夏季デフリンピックは、巨大な“宴会場”と化した競技場のフィールドで、3500人の選手らが台湾料理を満喫するという破天荒な趣向で幕を閉じた。

 大会最後の競技、サッカー決勝戦が終わると、動員された1000人の学生たちが、シートを敷いて350の円卓を並べた。大宴会の始まりだ。

 桜エビなど前菜に始まりカラスミ、小籠包(ショーロンポー)、牛肉めん、パイナップルケーキなど11の台湾名物が次々と運ばれ、選手たちは大いに食べた。

 宴会には出し物も欠かせない。獅子舞に竜舞、太鼓に台湾オペラ。香港の人気スターも駆け付けた。最後は次期開催国、ギリシャの民族舞踊で選手たちはステップを踏んだ。観客席から思わず輪に入りたくなった。

 ただ、宴会には付き物でも、ビールはご法度だった。 (栗田秀之)

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