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文山 火種残す効果の有無

2009年11月24日

 中国雲南省文山に出張した夜、マッサージ店に行った。メニューを見ると、全身や足裏マッサージなどの定番のほかに、「火療」という項目があった。

 患部に漢方の薬液を浸したガーゼを敷いた上に不燃布をかぶせ、アルコールを噴霧して点火。熱で漢方薬が皮膚から浸透し、肩こりや足の疲れなどがとれるという。料金は30元(約400円)。

 ちょうど食あたりを起こしていたので、おなかに施してもらうことにした。めらめらと燃える炎。やがて、胃のあたりがぽかぽか。「効いてきたぞ」。そんな気になった。頻繁にトイレに駆け込んでいたのがうそのように、その晩は熟睡できた。

 だが、翌朝テレビをつけると、「偽ダイエットマッサージに注意を」という番組で火療が取り上げられていて、「効果はない」と。こちらの目的はダイエットではなかったが、下痢が止まったのは火療の効果なのか、それとも気のせいだったのか…。

 (朝田憲祐)

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