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サンフランシスコ お家事情 ペットにも

2010年05月20日

 最近の不況で持ち家を手放す人が多く、アパートに入る制約などから手放されるペットも多いようだ。サンフランシスコ郊外ソノマ郡の平均住宅価格の最高値は、2005年につけた61万ドル(約5400万円)余りだったがその後売りが増える一方。昨年記録した最安値は31万ドル(約2700万円)余りと半値にまで落ちた。

 新聞の売買欄を見るとペット売りますの件数は以前に比べて2、3倍の水準を保っている。鳥など持ち運べるペットはほとんどおらず、犬や猫の売りばかりだ。普通は、繁殖業者が生まれて数カ月のかわいい盛りを売りに出すものだが、最近は成犬や老犬も売りに出され「お家の事情」が見てとれる。

 ある捨て犬などの保護施設で、話を聞いてみた。持ち込まれるペットの事情を持ち主に問いただすことはしないそうで、どれが住宅事情によるものかは不明だが、不況とペットの関係はよく話に出るという。人間もペットも家を失っている。 (岡田幹夫)

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