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ワシントン 飼い主とワンダフル

2010年08月30日

 「冷たいビールがあるよ。ピーナツも一緒にどうだい?」。ビール売りの声に「ウォーン」と真っ先に反応したのはビーグル犬。まわりの犬たちも負けじと鳴き始めた。

 5月8日の大リーグ「ワシントン・ナショナルズ」の本拠地、ナショナルズ・パーク。この日は愛犬と一緒に観戦ができる「ドッグ・デー」だった。2階席の2区画が飼い主用に1席20ドル、犬用には同5ドルで開放され、ピレネー犬のような大型犬からチワワまで50匹以上が参集。犬も飼い主も大興奮の午後を過ごしていた。

 イベントの中心は地元の動物愛護団体。球場内には募金箱が置かれ、犬の里親探しなども行われた。

 だが、多くの観客が最も興味を示したのは、試合の合間にスコアボードの大画面で流された生映像。観客席で犬を抱き上げたりキスをする姿が流されるたびに「楽しそう」「幸せな犬だね」とにっこり。あの様子が動物愛護の一番の証しだったようだ。  (古川雅和)

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