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上海 不安募る万博閉幕後

2010年12月06日

 万博期間中、中国各地の反日デモをよそに上海は平穏そのもの。「世界が注目しているのに中国人が日本車を壊す姿を見せるわけにはいかない」と公安関係者。では、万博閉幕後はどうなる?

 大規模反日デモが起きた5年前、日本人に対しタクシーの乗車拒否が頻繁にあった。街中で日本語を話すこともはばかられた。現在はそんな話を聞かない。「反日デモは生活への不満のはけ口」との見方が正しいなら上海市民はそれなりに満足しているということか。

 それよりも、万博閉幕で気掛かりなのが大気汚染。会期中、空気は澄み、空は本当に青かったのに閉幕の翌朝はもう空がかすんでいた。停止していた建築工事が再開し、粉じんがまた舞い始めたのか。

 万博最終日、お目当てのパビリオンに入れなかった入場者が「開催期間が半年では短すぎる」と漏らしていた。その意見に賛成。(小坂井文彦)

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